出願番号 |
特願2012-073836 |
出願日 |
2012/3/28 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2013-206685 |
公開日 |
2013/10/7 |
登録番号 |
特許第5939623号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
高結晶性のaLi2MnO3−(1−a)Li(Nix,Coy,Mnz)O2系ナノ構造電極材料、および、エレクトロスピニング法によるその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
リチウムイオン2次電池用の電極材料 |
目的 |
aLi↓2MnO↓3-(1-a)Li(Ni↓x,Co↓y,Mn↓z)O↓2の固溶体のナノ構造制御を行う方法を見出すこと、そして得られたaLi↓2MnO↓3-(1-a)Li(Ni↓x,Co↓y,Mn↓z)O↓2の固溶体のナノ粒子を電極材料として利用することにより、サイクル劣化の少ない大容量のリチウムイオン電池を構成すること。 |
効果 |
エレクトロスピニング法を用いることによって、簡易に、高い結晶性を有するaLi↓2MnO↓3-(1-a)Li(Ni↓x,Co↓y,Mn↓z)O↓2の固溶体系ナノ構造電極材料を作製できる。また、このようにして得られた固溶体系ナノ構造電極材料を正極材料として用いることにより、サイクル劣化の少ない、大容量のリチウムイオン電池を構成できる。
本発明の大容量正極材料は、モバイル機器、定置型電源、自動車用電池等様々な用途で利用される電池の正極材料として利用される。 |
技術概要
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エレクトロスピニング法により、aLi↓2MnO↓3-(1-a)Li(Ni↓x,Co↓y,Mn↓z)O↓2の固溶体の前駆体のファイバーを作製し、これを高温で焼成することにより、高い結晶性を有する上記固溶体のナノ粒子から構成される、壁厚が数十nmから数百nm程度の中空状のチューブ形態の構造を有する材料を作製する。これを正極材料として用いることにより、高容量電極特性を示すLiイオン電池を作製する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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