出願番号 |
特願2011-534265 |
出願日 |
2010/9/29 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2011/040434 |
公開日 |
2011/4/7 |
登録番号 |
特許第5726082号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
シクロパラ(ヘテロ)アリーレン化合物およびその製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
シクロパラ(ヘテロ)アリーレン化合物およびその製造方法 |
目的 |
新規なシクロパラ(ヘテロ)アリーレン化合物およびその製造方法を提供すること。 |
効果 |
様々な環数を持つシクロパラ(ヘテロ)アリーレンを選択的に、かつ高収率で得ることができる。反応条件が中性で穏和な加熱条件で進行することから、様々な官能基を(ヘテロ)芳香族基に導入することができる。
化合物が蛍光を持つことから、有機EL、有機トランジスター、有機太陽電池材料などの有機エレクトロニクスデバイス開発に対して新しい骨格を提供するものである。また、カーボンナノチューブの利用が検討されている、光、電子材料などを初めとする様々なナノテク材料への応用も期待される。 |
技術概要 |
シクロパラ(ヘテロ)アリーレン化合物は、複数の(ヘテロ)アリールが互いに180度の角度を有する2つの結合(典型的には、1,4-(ヘテロ)アリーレン結合)で環状に結合した分子である。歪んだ共役構造を持ち、アームチェア型のカーボンナノチューブの最小構成単位であることから、その合成や物性は大変興味が持たれている。しかし、その合成は困難であることから、これまで2例の合成例しかない(非特許文献1,2)。本発明者は、従来法とは全く異なる合成ルートで、高収率、高選択的に、これまで報告されていない環数を含む、シクロパラ(ヘテロ)アリーレン化合物の一般的な合成法を開発した。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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