出願番号 |
特願2012-528684 |
出願日 |
2011/8/9 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2012/020759 |
公開日 |
2012/2/16 |
発明の名称 |
変異型逆転写酵素 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
制御・ソフトウェア、その他 |
適用製品 |
変異型逆転写酵素、詳しくは、遺伝子解析、疾患などの検査などに有用な、変異型逆転写酵素、それをコードする核酸、前記変異型逆転写酵素を用いる逆転写方法、前記変異型逆転写酵素を含有する逆転写反応キットおよび検出キット、核酸関連酵素の熱安定性の向上方法 |
目的 |
熱安定性が高く、汎用性が高い変異型逆転写酵素、前記変異型逆転写酵素を容易に得ることができる核酸および前記変異型逆転写酵素の製造方法、汎用性が高い逆転写反応キットおよび検出キット、核酸関連酵素の熱安定性の向上方法、効率よく逆転写反応を行なうことができる逆転写方法を提供すること。 |
効果 |
本発明の変異型逆転写酵素は、熱安定性が高く、汎用性が高いという優れた性質を有する。また、本発明の核酸および本発明の変異型逆転写酵素の製造方法によれば、前記変異型逆転写酵素を容易に得ることができる。また、本発明の逆転写反応キットおよび検出キットは、汎用性が高いという優れた性質を有する。さらに、本発明の核酸関連酵素の熱安定性の向上方法によれば、核酸関連酵素の熱安定性を大きく向上させることができる。また、本発明の逆転写方法は、汎用性が高く、当該方法によれば、効率よく逆転写反応を行なうことができる。 |
技術概要
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(1)野生型逆転写酵素のDNA相互作用領域中のアミノ酸残基の正電荷アミノ酸残基または非極性アミノ酸残基への置換を有しており、前記野生型逆転写酵素のDNA相互作用領域よりも大きい正の実効電荷を有するDNA相互作用領域を有しており、かつ逆転写酵素活性を示すことを特徴とする、変異型逆転写酵素。
(2)前記野生型逆転写酵素が、配列番号:2に対応するアミノ酸配列からなり、前記野生型逆転写酵素のDNA相互作用領域中のアミノ酸残基が、配列番号:2の24位のスレオニン残基〜474位のプロリン残基に対応する領域中に局在するアミノ酸残基である、前記(1)に記載の変異型逆転写酵素。(3)配列番号:2に対応するアミノ酸配列において、配列番号:2の24位のスレオニン残基〜474位のプロリン残基に対応する領域中にアミノ酸残基の保存的置換を有する、前記(2)に記載の変異型逆転写酵素。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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