高次元輝度情報を用いた縞画像の位相分布解析方法、装置およびそのプログラム
- 開放特許情報番号
- L2012001744
- 開放特許情報登録日
- 2012/6/12
- 最新更新日
- 2015/11/23
基本情報
出願番号 | 特願2014-504638 |
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出願日 | 2012/12/20 |
出願人 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2013/9/19 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 | 高次元輝度情報を用いた縞画像の位相分布解析方法、装置およびそのプログラム |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 検査・検出 |
適用製品 | 高次元の輝度情報から縞画像の位相分布解析手法およびそれを用いた縞画像の位相分布解析装置 |
目的 | 種々の現場での計測においては、測定対象物の反射率が極端に明るいあるいは暗いが原因で、取得した縞画像のコントラスト(SNR)が悪く、位相解析結果に大きな誤差が発生することや、計測最中に環境振動や位相シフトデバイスの性能により、位相シフト量に誤差が含まれる場合も計測誤差が大きく発生することがしばしばある。計測時間を増やさずに更なる位相解析精度の向上。 |
効果 | 従来法と同等の撮影枚数でありながら、飛躍的精度よく縞画像の位相情報を解析でき、安価な撮影素子(コストダウン)を使用しても、従来と同程度の精度を実現できる。
また、極端に明るいまたは暗い条件でも解析可能、計測範囲の拡大が可能であり、振動の影響を低減することができるため、現場での計測に適用可能である。 ただし、局部の空間的輝度情報を用いるため、空間分解能は従来方法より多少低下することに留意する必要がある。 |
技術概要![]() |
物体表面上の縞模様を水平方向および垂直方向に撮影素子が配置された光学式デジタルカメラで撮影して得た縞画像の位相分布を算出する縞画像の位相分布解析方法であって、
前記物体表面上の縞模様を1枚または時間的位相をシフトして複数枚撮影して2次元縞画像または複数枚の2次元縞画像を時系列的に配置し構成した3次元の縞画像を取得するステップと、 前記1枚の2次元縞画像または前記3次元の縞画像の輝度データに少なくとも間引き処理を行い位相がシフトされた複数枚のモアレ縞画像を生成するステップと、 前記位相がシフトされたモアレ縞画像に対し高速フーリエ変換または離散フーリエ変換を用いて水平方向または垂直方向のモアレ縞画像の位相分布を求めるステップと、 前記位相分布の各点の値に対して、前記間引き処理における当該間引き点の位相の値を加算して前記物体上の縞模様画像の位相分布を算出するステップを、 有することを特徴とする縞画像の位相分布解析方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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