出願番号 |
特願2010-542114 |
出願日 |
2009/12/9 |
出願人 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
WO2010/067811 |
公開日 |
2010/6/17 |
登録番号 |
特許第5405489号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
RNPモチーフを利用した、蛋白質応答型shRNA/RNAi制御システムの構築 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品、情報・通信 |
機能 |
検査・検出、材料・素材の製造 |
適用製品 |
蛋白質応答型shRNA/RNAi制御システム |
目的 |
阻害剤にRNAやタンパク質を用いた翻訳制御機構を新たに設計、作製し、生体内にこのような人工翻訳制御システムを組み込むことを目的として、RNPを利用したRNAi制御システムを提供する。 |
効果 |
該shRNAに特異的に結合する蛋白質に依存して、RNAiを抑制するように制御することが可能になる。
細胞を破壊することなく、細胞内マーカー蛋白質の発現を定量するバイオセンサーや、マーカー蛋白質の発現量に応じて目的蛋白質の翻訳を活性化できる、人工遺伝子回路の構築に有用である。たとえば、癌マーカー蛋白質の発現に応じて、アポトーシス誘導蛋白質を活性化することで、癌やアルツハイマーなどの疾病治療につながるという大きな効果が得られる。 |
技術概要
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標的配列に対して相補的な配列を有するガイド鎖と、該ガイド鎖と二本鎖を形成するパッセンジャー鎖と、該ガイド鎖とパッセンジャー鎖とをつなぐリンカー鎖とを備えるshRNAであって、該リンカー鎖が、RNP由来の蛋白質結合モチーフ配列を備えるshRNA、及びかかるshRNAと、該shRNAの蛋白質結合モチーフ配列に特異的に結合するRNP由来の蛋白質とを含んでなるRNAi制御システム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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