出願番号 |
特願2005-132931 |
出願日 |
2005/4/28 |
出願人 |
国立大学法人 大分大学 |
公開番号 |
特開2006-311741 |
公開日 |
2006/11/9 |
登録番号 |
特許第4543174号 |
特許権者 |
国立大学法人 大分大学 |
発明の名称 |
タップインダクタ降圧形コンバータ |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
制御・ソフトウェア、機械・部品の製造 |
適用製品 |
低電圧大電流を高効率に出力する場合に適している電源装置。 |
目的 |
従来のタップインダクタ降圧形コンバータに比べて、降圧比が大きく取れ、部品を小型化や部品点数の削減が可能で、高効率、低ノイズのコンバータを提供する。 |
効果 |
スイッチング損失とサージを低減できるだけでなく、降圧形コンバータに近い動作となるため、降圧形コンバータの利点を引き継ぐことが出来る。
駆動に、既存のドライブICがそのまま利用できる。そのため、ドライブ回路の設計が容易である。さらに、ソフトスイッチングや電流共振を組み合わせることで、電力効率の向上と低ノイズ化が可能である。また、本発明のコンバータを多相構成にすれば、出力電圧リップルの低減や応答特性の改善も可能となる。 |
技術概要
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従来のタップインダクタ降圧形コンバータと異なり、本発明では、クランプコンデンサCcを1次巻線と直列に挿入し、クランプスイッチにより、タップインダクタの電流を転流させる。これにより、漏れインダクタンスによるスイッチングサージが抑制される。さらに、従来方式の動作が昇降圧形コンバータの動作に似ているのに対し、本発明のコンバータは、降圧形コンバータに近い動作と成るため、より低い出力電圧を生成でき、制御の安定度も高い。さらに、主スイッチとクランプスイッチに低い耐圧の素子を使用でき、インダクタの重畳電流が少なく、駆動回路に既存のICが利用できるため、回路を小型で部品点数の少ないものに出来る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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