タップインダクタ降圧形コンバータ

開放特許情報番号
L2012001443
開放特許情報登録日
2012/5/10
最新更新日
2012/5/10

基本情報

出願番号 特願2005-132931
出願日 2005/4/28
出願人 国立大学法人 大分大学
公開番号 特開2006-311741
公開日 2006/11/9
登録番号 特許第4543174号
特許権者 国立大学法人 大分大学
発明の名称 タップインダクタ降圧形コンバータ
技術分野 電気・電子
機能 制御・ソフトウェア、機械・部品の製造
適用製品 低電圧大電流を高効率に出力する場合に適している電源装置。
目的 従来のタップインダクタ降圧形コンバータに比べて、降圧比が大きく取れ、部品を小型化や部品点数の削減が可能で、高効率、低ノイズのコンバータを提供する。
効果 スイッチング損失とサージを低減できるだけでなく、降圧形コンバータに近い動作となるため、降圧形コンバータの利点を引き継ぐことが出来る。
駆動に、既存のドライブICがそのまま利用できる。そのため、ドライブ回路の設計が容易である。さらに、ソフトスイッチングや電流共振を組み合わせることで、電力効率の向上と低ノイズ化が可能である。また、本発明のコンバータを多相構成にすれば、出力電圧リップルの低減や応答特性の改善も可能となる。
技術概要
従来のタップインダクタ降圧形コンバータと異なり、本発明では、クランプコンデンサCcを1次巻線と直列に挿入し、クランプスイッチにより、タップインダクタの電流を転流させる。これにより、漏れインダクタンスによるスイッチングサージが抑制される。さらに、従来方式の動作が昇降圧形コンバータの動作に似ているのに対し、本発明のコンバータは、降圧形コンバータに近い動作と成るため、より低い出力電圧を生成でき、制御の安定度も高い。さらに、主スイッチとクランプスイッチに低い耐圧の素子を使用でき、インダクタの重畳電流が少なく、駆動回路に既存のICが利用できるため、回路を小型で部品点数の少ないものに出来る。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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