出願番号 |
特願2007-130677 |
出願日 |
2007/5/16 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2008-288793 |
公開日 |
2008/11/27 |
登録番号 |
特許第4846655号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
位相調整型電力分配装置およびそれを用いた自動整合装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
送信整合技術に関し、特に、一般的に使用されている中波送信機とあらゆる空中線を自動整合させるのに適した技術。 |
目的 |
本発明の目的は、整合回路と送信機の緩衝を行う電力分配装置、整合を自動化する自動整合装置を提供することにある。
中波送信システムの整合において、例えば非常災害時や既設装置補修工事時に迅速に電波を出すため、送信機と空中線を自動整合させる。 |
効果 |
送信機を止めることなく常に起動したまま整合動作が可能となる。また、整合を自動化することができるので、煩雑な手順を踏まずに、中波の送信が出来る。本発明は、(1)非常災害時の臨時中波送信局設置、(2)空中線に関連する大規模補修工事での既設整合回路をバックアップする仮設設備、もしくは既設回路に代わる予備設備、(3)自然環境変化による一過性空中線インピーダンス変動が生じた際の非整合分吸収回路等に活用することができる。 |
技術概要
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中波ラットレース回路内を通過する電波の位相を変化させ、複数の端子に現れる出力の分配比率を増減させる位相調整型電力分配回路102と、空中線インピーダンスを送信機出力インピーダンスに調整する整合回路101と、CPU103を備え、全体をCPU103で制御させ、送信機と空中線を自動的に整合させる。位相調整型電力分配回路102は、中波ラットレース回路の伝送路の位相を調整することで送信機からの電力を整合回路101とダミー装置105とダミー装置106に分配比を変化させて出力し、空中線からの反射電力の大きさを調節する。中波の整合は複雑な計算と素子定数を変化させる手間が必要であるが、この発明により、誰でも迅速に中波送信システムを組むことが出来る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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