出願番号 |
特願2007-111940 |
出願日 |
2007/4/20 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2008-271222 |
公開日 |
2008/11/6 |
登録番号 |
特許第4833144号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
マルチパス到来方向測定装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、その他 |
適用製品 |
デジタル伝送やデジタル放送で問題となるマルチパス干渉波の到来方向を測定するマルチパス到来方向測定装置。 |
目的 |
指向性アンテナを回転させる必要がなく、OFDM信号におけるGIを越えるマルチパス波の到来方向をも測定可能なマルチパス到来方向測定装置を提供する。 |
効果 |
固定して設置される2本のアンテナだけで複数のマルチパスの到来角度を測定することが可能となる。測定のためにアンテナを回転させる機構が必要なく、また、測定の際にアンテナを回転させるための時間もかからない。OFDM信号におけるGIを越えるマルチパス波の影響で符号間干渉が生じて従来は測定できなかった、マルチパス波の遅延時間および到来方向をも測定可能となる。 |
技術概要
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2系統の受信アンテナからの信号を、同期した局発を用いて、それぞれ周波数変換し、同期したサンプリングクロックを用いて、それぞれサンプリングすることによってデジタル信号に変換し、それぞれ直交復調して複素の等価ベースバンド信号に変換し、サンプリングクロックのタイミング補正を行ない、それぞれマルチパス波の影響による周波数特性の乱れを等化し、それぞれ主波に対する到来時間差を示す複素の遅延プロファイルに変換し、これに基づき、それぞれ、各遅延時間における位相を算出する。これら2系統より受信アンテナ間での位相差を算出し、これに基づきマルチパス波の到来角度差を算出する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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