出願番号 |
特願2010-271842 |
出願日 |
2010/12/6 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2012-080871 |
公開日 |
2012/4/26 |
発明の名称 |
RNAの直接検出法 |
技術分野 |
情報・通信、有機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
試料中のRNAを直接検出する方法、検出対象のRNAをプライマーとして、鎖置換型DNA合成酵素によってDNAを増幅するローリングサークル増幅法(RPRCA)を用いたRNAの直接検出法およびその応用 |
目的 |
高度な設備を必要とせず、簡便な操作で、実用的な感度を有しながら迅速に行うことができる、RNAの検出方法であって、生物由来の夾雑物を含む試料中、特にDNAが混入した試料においても、特異的な検出を可能とする方法を提供する。 |
効果 |
鎖置換型DNA合成酵素を利用したRNAプライムドローリングサークル型DNA複製法(RPRCA)を応用し、RNAの種類、3'末端配列情報等に影響を受けずに、簡便な操作で、逆転写反応を経由せずに、生物由来の夾雑物を含む試料中から直接RNAをin situやリアルタイムで検出可能な方法に関するものであり、研究、医療・臨床検査、食品産業など幅広い応用範囲において貢献できる。 |
技術概要 |
生物由来の夾雑物を含む試料中のRNAの検出方法であって、(1)検出対象のRNAに相補的な配列を有する一本鎖DNAを環状化し、環状化一本鎖DNAプローブを作製する工程、(2)(1)において得られた環状化一本鎖DNAプローブと、試料中のRNAとをハイブリダイズさせる工程、(3)(2)において得られたRNA−DNAハイブリッドから、RNAをプライマーとしてローリングサークル増幅法(RCA)により一本鎖DNAを合成する工程、(4)(3)において合成された一本鎖DNAに結合する標識を添加し、当該標識を検知することによって検出対象のRNAを検出する工程、さらに任意に(2)の後に(5)RNaseHによりRNA/DNAハイブリッドのRNA鎖のみにニックを形成する工程を含む検出方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|