試料中のRNAを直接検出する方法、検出対象のRNAをプライマーとして、鎖置換型DNA合成酵素によってDNAを増幅するローリングサークル増幅法(RPRCA)を用いたRNAの直接検出法およびその応用

開放特許情報番号
L2012001323
開放特許情報登録日
2012/4/27
最新更新日
2015/10/26

基本情報

出願番号 特願2010-271842
出願日 2010/12/6
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2012-080871
公開日 2012/4/26
発明の名称 RNAの直接検出法
技術分野 情報・通信、有機材料、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、食品・飲料の製造、安全・福祉対策
適用製品 試料中のRNAを直接検出する方法、検出対象のRNAをプライマーとして、鎖置換型DNA合成酵素によってDNAを増幅するローリングサークル増幅法(RPRCA)を用いたRNAの直接検出法およびその応用
目的 高度な設備を必要とせず、簡便な操作で、実用的な感度を有しながら迅速に行うことができる、RNAの検出方法であって、生物由来の夾雑物を含む試料中、特にDNAが混入した試料においても、特異的な検出を可能とする方法を提供する。
効果 鎖置換型DNA合成酵素を利用したRNAプライムドローリングサークル型DNA複製法(RPRCA)を応用し、RNAの種類、3'末端配列情報等に影響を受けずに、簡便な操作で、逆転写反応を経由せずに、生物由来の夾雑物を含む試料中から直接RNAをin situやリアルタイムで検出可能な方法に関するものであり、研究、医療・臨床検査、食品産業など幅広い応用範囲において貢献できる。
技術概要
 
生物由来の夾雑物を含む試料中のRNAの検出方法であって、(1)検出対象のRNAに相補的な配列を有する一本鎖DNAを環状化し、環状化一本鎖DNAプローブを作製する工程、(2)(1)において得られた環状化一本鎖DNAプローブと、試料中のRNAとをハイブリダイズさせる工程、(3)(2)において得られたRNA−DNAハイブリッドから、RNAをプライマーとしてローリングサークル増幅法(RCA)により一本鎖DNAを合成する工程、(4)(3)において合成された一本鎖DNAに結合する標識を添加し、当該標識を検知することによって検出対象のRNAを検出する工程、さらに任意に(2)の後に(5)RNaseHによりRNA/DNAハイブリッドのRNA鎖のみにニックを形成する工程を含む検出方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】  欧州特許庁、アメリカ合衆国、オーストラリア
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