バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)の産生する殺虫性タンパク質(Cry毒素)に対して抵抗性を示す鱗翅目昆虫由来の遺伝子、およびその利用

開放特許情報番号
L2012001220
開放特許情報登録日
2012/4/16
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2010-212723
出願日 2010/9/22
出願人 国立研究開発法人農業生物資源研究所
公開番号 特開2012-065582
公開日 2012/4/5
登録番号 特許第5769145号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 鱗翅目昆虫由来のBt毒素抵抗性遺伝子およびその利用
技術分野 情報・通信、化学・薬品、その他
機能 検査・検出、環境・リサイクル対策、その他
適用製品 養蚕業において、Cry毒素抵抗性のカイコ実用系統の育種に利用することができる。桑園の周囲に鱗翅目害虫の防除用に散布されたCry毒素を主成分とする殺虫剤のドリフトにより、桑園のクワ葉が汚染されても、それによるカイコへの被害を防ぐことができる
目的 Cry毒素に対する抵抗性に関与する鱗翅目昆虫由来の新規遺伝子を同定する。同定した抵抗性遺伝子を利用して、殺虫性タンパク質に対して抵抗性を示す鱗翅目昆虫を育種すること、および同定した抵抗性遺伝子を指標として、殺虫性タンパク質に対して抵抗性を示す鱗翅目昆虫の遺伝子診断を行うことを提供する。
効果 この発明により見出されたカイコの遺伝子は、そのコードする蛋白質の234位におけるTyrの挿入の有無により、Cry毒素に対する感受性が数百〜数千倍もの顕著な差異を生じるという特徴的な性質がある。この遺伝子を利用すれば鱗翅目昆虫のCry毒素に対する感受性および抵抗性を簡便に判定することが可能である。この遺伝子をマーカーとして利用することにより、殺虫性タンパク質に抵抗性のカイコ系統を効率的に育種することが可能であり、カイコの飼育期間中でもCry毒素を含む殺虫剤を桑園に散布して、害虫防除を行うことが可能となる。
技術概要
 
カイコの82kbpのゲノム領域から、Cry毒素に対する抵抗性遺伝子を同定し、この遺伝子がコードするタンパク質のアミノ酸配列の234位におけるTyrの挿入の有無が、カイコにおけるCry毒素に対する抵抗性に影響を与えることを見出した。この遺伝子を利用することにより、殺虫性タンパク質に対して抵抗性を示す鱗翅目昆虫の育種することや、殺虫性タンパク質に対して抵抗性を示す鱗翅目昆虫の遺伝子診断を行うことが可能になる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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