出願番号 |
特願2010-211689 |
出願日 |
2010/9/22 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2012-065567 |
公開日 |
2012/4/5 |
登録番号 |
特許第5721209号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
根こぶ病抵抗性アブラナ科植物の作出方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料、その他 |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造、検査・検出 |
適用製品 |
根こぶ病抵抗性遺伝子(Crr1)のゲノム上の構造を明らかにし、これらの個所を標的にマーカー化を行うことにより、DNA多型を通じて抵抗性の有無を判定することができ、極めて精度の高い選抜が可能になる |
目的 |
根こぶ病抵抗性遺伝子(Crr1)を単離し、遺伝子組換えおよびマーカー選抜により効率的な根こぶ病抵抗性のアブラナ科植物の作出する手法を提供する。 |
効果 |
化学合成農薬に頼った栽培、根こぶ病軽減を謳う資材などに頼る必要性が低くなると考えられる、農家の経費や労力を多いに減らすことができるだけでなく、圃場における連作が可能となり、効率的な農場経営が可能になるものと期待される。さらに化学合成農薬使用の低減は、消費者の健康にも望ましいことである。 |
技術概要 |
根こぶ病抵抗性遺伝子(Crr1)が単離され、この遺伝子を用いる遺伝子組換えおよびマーカー選抜により効率的な根こぶ病抵抗性のアブラナ科植物を作成することが可能となる。特に、マーカー選抜を行う場合にはCrr1またはその周辺配列をマーカーにすることにより、マーカーと遺伝子との間で組換えが起こらないため選抜効果が極めて高い技術を得ることが可能になる。抵抗性遺伝子の全塩基配列が明らかになったため、抵抗性と罹病性個体間での塩基配列の違いは必ず見つかり、マーカーを開発することが可能になる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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