出願番号 |
特願2011-518529 |
出願日 |
2010/6/7 |
出願人 |
公益財団法人かずさDNA研究所 |
公開番号 |
WO2010/143606 |
公開日 |
2010/12/16 |
登録番号 |
特許第5336592号 |
特許権者 |
公益財団法人かずさDNA研究所 |
発明の名称 |
新規な部位特異的組換え酵素とその認識配列を用いた部位特異的組換え方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策、その他 |
適用製品 |
ゲノムエンジニアリングに用いることのできる新しい部位特異的組換え酵素システム、既存の部位特異的組換え酵素とクロス反応しない新しい部位特異的組換えシステム、疾患モデル動物の作製。 |
目的 |
異なる配列を認識する制限酵素がそれぞれ利用価値があるように、異なる特異配列を認識する部位特異的組換え酵素を互いに他と組み合わせることにより、様々な実験系を構成することが可能である。従って、新たな部位特異的組換え酵素を提供することが求められている。新規の部位特異的組換え酵素とその認識配列を同定し、その認識配列を用いた部位特異的組換え方法の開発。 |
効果 |
本発明によって、新規な部位特異的組換え酵素(VCre蛋白質及びSCre蛋白質)及びそれらの認識配列から成る特異的組換えシステム等が提供される。本発明に係る部位特異的組換え酵素及び該酵素認識配列から成る部位特異的組換えシステムを、既に知られているCre/loxP及びFlp/FRTシステムと組み合わせることにより、様々な実験を行うことができる。例えば、幅広い生物種の培養細胞およびマウスES細胞やヒトiPS細胞でVCre/VloxP又はSCre/SloxPシステムを利用することができる。 |
技術概要 |
本発明は、新規な部位特異的組換え酵素とその認識配列を用いた部位特異的組換え方法等に関するもの。部位特異的組換えとは、数百塩基対に及ぶ長い塩基配列によって起こる相同的組換えとは異なり、特定の短い相同的な塩基配列によってDNAが組換えをする現象である。部位特異的組換え酵素による部位特異的組換えとしては、ファージ由来のCre/loxP系が有名で、大腸菌からマウスまで広く使用されている。また、他の例として、酵母プラスミド2μ由来のFlp/FRT系及び腸内細菌ファージD6由来のDre/rox系を挙げることができる。異なる配列を認識する制限酵素がそれぞれ利用価値があるように、異なる特異配列を認識する部位特異的組換え酵素を互いに他と組み合わせることにより、様々な実験系を構成することが可能である。従って、新たな部位特異的組換え酵素を提供することが求められており、新規の部位特異的組換え酵素とその認識配列を同定し、その認識配列を用いた部位特異的組換え方法を開発し、発明を完成させた。 |
リサーチツールの分類 |
生体関連物質、方法・プロセス |
有体物情報 |
VCre/VloxP、SCre/SloxP、(新規な部位特異的組換え酵素) |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】 |
対価条件(ランニング) |
【要】 |
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