出願番号 |
特願2004-058561 |
出願日 |
2004/3/3 |
出願人 |
独立行政法人労働安全衛生総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-248501 |
公開日 |
2005/9/15 |
登録番号 |
特許第3899412号 |
特許権者 |
独立行政法人労働者健康安全機構 |
発明の名称 |
補強部材を用いた斜面補強の設計支援方法およびその装置 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
グランドアンカー等で斜面の補強を行う斜面の施工過程および施工後の供用期間の補強斜面について、あらかじめ信頼性理論に基づきシミュレーションを行って安全で経済的なアンカー等の配置・施工方法の決定を行う斜面補強に用いる補強部材の設計支援方法およびその装置 |
目的 |
従来、計算によって求められたすべり面は、アンカー等で補強されていない状態において求められたものであり、アンカー等によって補強を行った後の斜面が必ずしも前記すべり面によって破壊するとは限らないという問題があった。 |
効果 |
本発明はアンカー等の補強部材の効果を斜面の安全性評価に破壊確率を用い、補強部材をシミュレーション上で順次追加して崩壊危険度が無くなるまで、又は許容されるまで繰り返し行うことで、設計段階で期待されるアンカー等の抑止力の効果が期待通りに得られている。また、破壊確率を用いると同時に安全性に寄与している補強部材の位置等の情報を求めてフィードバックすることで、設計の修正を自動的に行う又は対話型で行うことが可能になるため安全で経済的な設計が合理的に行えるようになる。 |
技術概要
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掘削しようとする斜面における単位体積当たりの重量や土質の粘着力、せん断抵抗角、水位、設計水平震度、地盤強度等から地盤の地盤諸定数を取得する地盤諸定数取得ステップと、掘削しようとする斜面の形状から安全率の最小なすべり面を判断する判断ステップと、前記地盤諸定数を有した斜面のすべり面に設置する補強部材の補強部材情報を入力する補強部材情報入力ステップと、該補強部材を設置した斜面について補強部材を含む補強斜面全体の安全率を算出する安全率算出ステップとを含むことを特徴とする補強部材を用いた斜面補強の設計支援方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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