出願番号 |
特願2010-197876 |
出願日 |
2010/9/3 |
出願人 |
学校法人立教学院 |
公開番号 |
特開2012-052070 |
公開日 |
2012/3/15 |
登録番号 |
特許第5835539号 |
特許権者 |
学校法人立教学院 |
発明の名称 |
熱蛍光体及びその製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品、情報・通信 |
機能 |
検査・検出、材料・素材の製造 |
適用製品 |
熱蛍光体及びその製造方法に関し、特に放射線の3次元線量分布を取得するための線量計であって、人体と組織等価な当該線量計の材料として使用可能な熱蛍光体及びその製造方法 |
目的 |
熱蛍光の発光強度分布が、加熱による熱蛍光体自体の発光強度のピークと重複しない可視領域に存在し、かつこのピークがバインダとして用いる樹脂の光学的に耐熱可能な温度範囲に一つ存在する熱蛍光体及びその製造方法を提供する。 |
効果 |
この発明による熱蛍光体では、母体として七ホウ酸リチウムを含むことによって、熱蛍光の波長に関する発光強度分布が、600nmよりも短波長である可視領域に存在する。そのため、この発明による熱蛍光体の熱蛍光では、上述した加熱に起因する発光を考慮する必要がなく、そのため例えば近赤外線カットフィルタを用いる必要がない。 |
技術概要
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この発明による熱蛍光体は、母体としての七ホウ酸リチウムと、この母体中に存在する発光中心としての銅とを含み、熱蛍光の波長に対する発光強度分布が唯一かつ単峰型であり、及び600nmよりも短波長の可視領域内に存在し、熱蛍光の温度に対する発光強度分布が、45〜130℃の範囲内において唯一かつ単峰型であるのが好ましい。また、この発明による熱蛍光体の製造方法では、第1工程において、四ホウ酸リチウム、酸化ホウ素、及び酸化銅(II)の各重量を調整して混合することによって、形成する当該熱蛍光体の実効原子番号を調整するのが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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