出願番号 |
特願2012-044751 |
出願日 |
2012/2/29 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2013-078556 |
公開日 |
2013/5/2 |
登録番号 |
特許第5947564号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
圧縮繊維構造材の製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
圧縮繊維構造材及びその製造方法 |
目的 |
治療対象となる部位で強度に差がある場合であっても、生体骨に近い機械的特性を持ち、骨芽細胞を増加させ易い薄板状の圧縮繊維構造材を容易に製造できる方法を提供する。
また、生体骨に近い機械的特性を持ち、骨芽細胞を増加させ易い生体材料として用いられる薄板状の圧縮繊維構造材を提供する。 |
効果 |
治療対象となる部位で強度に差がある場合であっても、生体骨に近い機械的特性を持つ圧縮繊維構造材を容易に製造できる。また、得られた圧縮繊維構造材に設けられている空隙は、骨芽細胞の生成スピードを従来の2倍以上に増し、頭蓋骨欠損の補填や骨移植部分の整形を早め、早い回復を図ることができる。
発明で適用する常温圧縮せん断加工は、子供、女性又は高齢者のように成人男子とは骨の強度に差がある場合であっても、それぞれの部位や人に対して使用可能な機械的特性を持つ圧縮繊維構造材を容易に製造でき、極めて有効な手段である。 |
技術概要
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平均径が5〜50μmでアスペクト比が20〜500の生体親和性繊維14を準備する工程と、その生体親和性繊維14を常温圧縮せん断加工して、水銀圧入法での測定により得られた平均空孔径が60μm以上100μm以下で空隙率が25%以上50%以下の範囲となる圧縮繊維構造材1を成形する工程とを有する圧縮繊維構造材1の製造方法により、上記課題を解決する。さらに、常温圧縮せん断加工は、200〜2000MPaの範囲の圧縮圧力と、0.2〜5mmの範囲のせん断ストローク長と、0.5〜5mm/分の範囲のせん断速度とを制御して行うことが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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