出願番号 |
特願2007-114384 |
出願日 |
2007/4/24 |
出願人 |
公立大学法人大阪府立大学 |
公開番号 |
特開2008-266754 |
公開日 |
2008/11/6 |
登録番号 |
特許第4973301号 |
特許権者 |
公立大学法人大阪 |
発明の名称 |
耐酸化性及び耐食性に優れたNi3(Si,Ti)系金属間化合物,当該金属間化合物圧延箔,および当該金属間化合物圧延箔の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、金属材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、自動車排ガス浄化装置の触媒担体や航空機用構造材料等の分野で広く利用される。 |
目的 |
優れた耐酸化性及び耐食性を有するNi↓3(Si,Ti)系金属間化合物を提供する。 |
効果 |
金属間化合物は、箔に加工することが容易であり、他の構造部材の表面に貼り付けて、その構造部材の表面を保護するのに用いることができ、また、ハニカム構造部材等を作製するのに用いることができる。 |
技術概要
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Si:7.5〜12.5原子%、Ti:3.5〜8.5原子%、Nb:0.5〜3原子%、Cr:0.5〜3原子%、残部はNiからなる組成の合計重量に対してB:25〜500重量ppmを含むNi↓3(Si,Ti)系金属間化合物である。尚、好ましくは、Si:10.0〜12.0原子%、Ti:4.5〜6.5原子%、Nb:1.5〜2.5原子%、Cr:1.5〜2.5原子%、B:25〜100重量ppmである。また、金属間化合物からなり、厚さが20〜200μmであるNi↓3(Si,Ti)系金属間化合物圧延箔を作製する。また、Si:7.5〜12.5原子%、Ti:3.5〜8.5原子%、Nb:0.5〜3原子%、Cr:0.5〜3原子%、残部はNiからなる組成の合計重量に対してB:25〜500重量ppmを含む鋳塊からなる試料に対して均質化熱処理を行い、均質化熱処理後の試料に対して圧延率10%以上の圧延と1173〜1373Kでの焼鈍を3回以上繰り返し、その後、得られた試料に対して圧延率90%以上で冷間圧延を行うことにより、Ni↓3(Si,Ti)系金属間化合物圧延箔を製造する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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