出願番号 |
特願2009-239259 |
出願日 |
2009/10/16 |
出願人 |
学校法人 関西大学 |
公開番号 |
特開2011-083721 |
公開日 |
2011/4/28 |
発明の名称 |
アルコールの分離膜及びアルコールの分離濃縮方法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
アルコールの分離膜 |
目的 |
アルコールが分離膜を選択的に透過することによりアルコールを効率的に分離濃縮できるアルコールの分離膜及びアルコールの分離膜を用いたアルコールの分離濃縮方法を提供する。 |
効果 |
この分離膜は、アルコールを選択的に透過させることによりアルコール水溶液から効率的にアルコールを分離濃縮できるという効果を奏する。 |
技術概要
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容積比1倍以上のエタノール、容積比1倍以上の2−プロパノール又は容積比0.17倍以上の1−ブタノールを溶解するイオン性液体が基材に担持されてなるアルコールの分離膜である。イオン性液体はパーフルオロアルキルスルホニル基含有アニオンを含んでいる。基材はα,β−エチレン性不飽和モノマーの重合体で形成されている。アルコールの分離膜はイオン性液体を5〜30重量%含有している。このアルコールの分離膜の一方側にアルコールと水とを含むアルコール水溶液が配されるように分離膜を配置し、分離膜のアルコール水溶液の側の圧力よりも分離膜の他方側の圧力を低くし、アルコール水溶液に含まれるアルコールが分離膜を透過することによりアルコールを分離濃縮する方法である。アルコールの分離濃縮方法の例を図1に示す。分離膜におけるエタノールの透過性及び選択除去性を表す図2に示すように、分離膜中におけるイオン性液体の比率が上がることに伴い、アルコールの選択透過性が高まる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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