アルコールの分離膜及びアルコールの分離濃縮方法

開放特許情報番号
L2012000732
開放特許情報登録日
2012/3/16
最新更新日
2012/3/16

基本情報

出願番号 特願2009-239259
出願日 2009/10/16
出願人 学校法人 関西大学
公開番号 特開2011-083721
公開日 2011/4/28
発明の名称 アルコールの分離膜及びアルコールの分離濃縮方法
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 アルコールの分離膜
目的 アルコールが分離膜を選択的に透過することによりアルコールを効率的に分離濃縮できるアルコールの分離膜及びアルコールの分離膜を用いたアルコールの分離濃縮方法を提供する。
効果 この分離膜は、アルコールを選択的に透過させることによりアルコール水溶液から効率的にアルコールを分離濃縮できるという効果を奏する。
技術概要
容積比1倍以上のエタノール、容積比1倍以上の2−プロパノール又は容積比0.17倍以上の1−ブタノールを溶解するイオン性液体が基材に担持されてなるアルコールの分離膜である。イオン性液体はパーフルオロアルキルスルホニル基含有アニオンを含んでいる。基材はα,β−エチレン性不飽和モノマーの重合体で形成されている。アルコールの分離膜はイオン性液体を5〜30重量%含有している。このアルコールの分離膜の一方側にアルコールと水とを含むアルコール水溶液が配されるように分離膜を配置し、分離膜のアルコール水溶液の側の圧力よりも分離膜の他方側の圧力を低くし、アルコール水溶液に含まれるアルコールが分離膜を透過することによりアルコールを分離濃縮する方法である。アルコールの分離濃縮方法の例を図1に示す。分離膜におけるエタノールの透過性及び選択除去性を表す図2に示すように、分離膜中におけるイオン性液体の比率が上がることに伴い、アルコールの選択透過性が高まる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 関西大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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