脂肪族ポリアミド繊維基布複合体からの脂肪族ポリアミドの再生方法

開放特許情報番号
L2012000721
開放特許情報登録日
2012/3/16
最新更新日
2012/12/20

基本情報

出願番号 特願2008-139606
出願日 2008/5/28
出願人 学校法人 関西大学
公開番号 特開2009-286867
公開日 2009/12/10
登録番号 特許第5110704号
特許権者 学校法人 関西大学
発明の名称 脂肪族ポリアミド繊維基布複合体からの脂肪族ポリアミドの再生方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 脂肪族ポリアミド繊維基布複合体からの脂肪族ポリアミドの再生システム
目的 煩雑な操作を伴うことなく、多大なコストをかけることなく、脂肪族ポリアミド繊維の基布に他の合成樹脂等をコーティング等によって被覆加工し、或いは脂肪族ポリアミド繊維の基布に他の合成樹脂等を夾雑物として混入したような脂肪族ポリアミド繊維基布複合体、特に廃棄物である脂肪族ポリアミド繊維基布複合体から、脂肪族ポリアミドを樹脂ペレットや樹脂チップ等の有価物として再生、再利用する操作を非常に容易に且つ確実に行うことのできる再生方法を提供する。
効果 脂肪族ポリアミド繊維基布に被覆加工され、或いは夾雑物として混入された合成樹脂と、基布を構成する脂肪族ポリアミドとの、抽出液に対する溶解度の差によって、脂肪族ポリアミドのみを抽出して、被覆加工され、或いは夾雑物として混入された合成樹脂から容易に分離することができ、脂肪族ポリアミドを樹脂として再生する操作を容易且つ確実に行うことができる。
技術概要
塩化カルシウムを炭素数1〜4のアルキルアルコールで溶解して調製した抽出液によって、脂肪族ポリアミド繊維の基布に合成樹脂が夾雑物として具備された脂肪族ポリアミド繊維基布複合体から脂肪族ポリアミドのみを抽出し、再生する、脂肪族ポリアミドの再生方法である。合成樹脂の夾雑物は、たとえばコーティング等の被覆加工によって具備される。炭素数1〜4のアルキルアルコールとしては、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等を用いることが可能であるが、溶解度が良好である等の理由により、特にメタノール若しくはエタノールを用いることが望ましい。例えば、自動車用エアーバッグに適用される脂肪族ポリアミド繊維基布複合体の場合には、シリコーン樹脂やポリエチレンフィルムがコーティング等によって積層されるので、これらシリコーンやポリエチレンが、脂肪族ポリアミドと分離され、脂肪族ポリアミドが抽出、再生される。図は、脂肪族ポリアミドの再生方法の工程を示す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 繊維基布である脂肪族ポリアミドと、夾雑物である他の合成樹脂とをそれぞれ再利用することも可能となり、ひいてはこれら石油資源の節約を図ることができる。
改善効果2 さらに、従来の技術のような、合成樹脂が被覆加工などされた脂肪族ポリアミド繊維基布複合体を小片化するような技術や、脂肪族ポリアミド繊維基布と、被覆加工された合成樹脂とを手作業によって分離させるような技術に比べて、作業が容易で作業性が著しく向上し、処理コストも著しく低減することができる。
改善効果3 さらに、多量に発生する生分解性に乏しい脂肪族ポリアミド繊維基布複合体の廃棄物がそのまま放置される可能性も少なくなり、燃焼等による処理も不要となるので、環境保全にも寄与できる。

登録者情報

登録者名称 関西大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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