出願番号 |
特願2007-277230 |
出願日 |
2007/10/25 |
出願人 |
学校法人 関西大学 |
公開番号 |
特開2009-103635 |
公開日 |
2009/5/14 |
発明の名称 |
高分子化合物の分析方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
高分子化合物の分析システム |
目的 |
高分子化合物の部分構造の特徴を損なうことなく簡便に低分子化でき、かつ、低分子化したその低分子化物の分析により、比較的分子量の大きい高分子化合物であってもその分子構造を同定できる高分子化合物の分析方法を提供する。 |
効果 |
この高分子化合物の分析方法は、高分子化合物の部分構造の特徴を損なうことなく簡便に低分子化でき、かつ、低分子化したその低分子化物の分析により、比較的分子量の大きい高分子化合物であってもその分子構造を同定できる。 |
技術概要
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高分子化合物を低分子化して質量分析する高分子化合物の分析方法であって、高分子化合物を溶解させた高分子化合物の溶液に超音波を照射する超音波照射工程を実施し、超音波を照射した溶液に含まれる低分子化物を質量分析する質量分析工程を実施する。この分析方法では、質量分析工程をマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析方法(MALDI−MS)により実施する。また、超音波照射工程を実施した後、質量分析工程を実施する前に、分解生成物をサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)によって分画する分画工程を実施し、かつ、質量分析工程をエレクトロスプレーイオン化質量分析方法(ESI−MS)により実施することが好ましい。図1は、高分子化合物の分析方法のフローを表す模式図、図2は、他の例の高分子化合物の分析方法のフローを表す模式図、である。この方法は、比較的分子量の大きい高分子化合物の分子構造の同定を目的とする簡便な分析方法として用いられることが、有機・高分子材料分野、環境分野、医薬分野等で期待できる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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