出願番号 |
特願2010-139638 |
出願日 |
2010/6/18 |
出願人 |
学校法人 関西大学 |
公開番号 |
特開2012-000593 |
公開日 |
2012/1/5 |
登録番号 |
特許第5700624号 |
特許権者 |
学校法人 関西大学 |
発明の名称 |
遷移金属超微粒子からなるクロスカップリング用触媒およびそれを用いたクロスカップリング法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
遷移金属超微粒子からなるクロスカップリング用触媒 |
目的 |
配位子、保護剤又はポリマー等の構成要素を含まない、遷移金属および配位性有機溶媒からなる遷移金属超微粒子を用いることによって、クロスカップリング反応において触媒上の金属表面を効率的且つ最大限に利用でき、従来の触媒に比べて触媒活性が飛躍的に向上したクロスカップリング反応用触媒、およびこの触媒を用いたクロスカップリング反応を提供する。 |
効果 |
この遷移金属超微粒子は、触媒上の金属表面を効率的且つ最大限に利用でき、従来のクロスカップリング反応系と比べて触媒活性を飛躍的に向上できる。 |
技術概要 |
第8族から第11族遷移金属から選ぶ遷移金属及び配位性有機溶媒を含有する遷移金属超微粒子を含む、クロスカップリング反応用触媒である。触媒は式:A−Xで示される化合物と、式:B−Yで示される化合物とを反応させることにより、式:A−Bで示される生成物を得るクロスカップリング反応用である。式中、Aは、アリール基、ヘテロアリール基、またはアルケニル基であり;Xは、ハロゲン、メシレート基、トシレート基、トリフラート基、カルボン酸ハロゲン化物基である。Bは、アリール基、ヘテロアリール基、アルケニル基、またはアルキニル基であり;Yは、水素、アリール基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基、ホルミル基、オキソ基、シアノ基、アミノ基、B(OR↑1)↓2、ZnX↑1、AlR↑2↓2、SnR↑3↓3、MgX↑2、SiR↑4↓3であり、ここで、X↑1、X↑2はハロゲンであり、そしてR↑1〜R↑4は、水素またはアルキルである。配位性有機溶媒は、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N−メチルホルムアミド等から選ぶアミド系溶媒である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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