出願番号 |
特願2010-051773 |
出願日 |
2010/3/9 |
出願人 |
学校法人 関西大学 |
公開番号 |
特開2011-187320 |
公開日 |
2011/9/22 |
登録番号 |
特許第5508905号 |
特許権者 |
学校法人 関西大学 |
発明の名称 |
非水電解質及び該非水電解質を備えた電気化学デバイス |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
電解質及び電解質を備えた電気化学デバイス |
目的 |
流動性が抑制され且つ電気化学デバイスにおける電気的特性の低下が抑制されている電解質及び、この電解質を備えた電気化学デバイスを提供する。 |
効果 |
この電解質は、流動性が抑制され且つ電気化学デバイスにおける電気的特性の低下が抑制されているという効果を奏する。 |
技術概要
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この電解質は、イオン液体とアルギン酸とを含む。この電解質においては、アルギン酸によって流動性が抑制され且つ電気化学デバイスにおける電気的特性の低下が抑制されている。この電解質は、アルギン酸が、架橋されたアルギン酸であることが好ましい。電解質に含まれているアルギン酸が架橋されたものであることにより、流動性がより抑制され且つ電気化学デバイスにおける電気的特性が低下しにくいという利点がある。この電解質は、イオン液体がビス(フルオロスルフォニル)イミドアニオン[(FSO↓2)↓2N↑−]を含むイオン液体であることが好ましい。ビス(フルオロスルフォニル)イミドアニオン含むイオン液体であることにより、電解質の電気的特性がより優れたものでありつつ電気化学デバイスにおける電気的特性の低下が抑制されるという利点がある。図に各温度での充放電試験における電流密度と放電容量との関係を表す。イオン液体とアルギン酸とを含む電解質は、イオン液体の流動性を抑制するための高分子化合物を含んでいるにもかかわらず、高分子化合物がアルギン酸であることにより、放電容量が低下しにくいことが判る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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