温間加工用鋼

開放特許情報番号
L2012000619
開放特許情報登録日
2012/3/9
最新更新日
2015/7/28

基本情報

出願番号 特願2009-239122
出願日 2009/10/16
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2011-084784
公開日 2011/4/28
登録番号 特許第5747243号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 温間加工用鋼
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 温間加工用鋼、高強度鋼
目的 リンの添加は鋼の焼入性を向上させて高強度鋼の利用範囲をさらに広げる点では望まれるところであるが、高強度鋼を脆化させるため極力低減すべきものとされていた。そこで、これまで不純物元素として精錬で極力取り除かれていたリンを焼入性を高める合金元素として有効に使い、かつ良好な靭性が得られる温間加工用鋼を提供する。
効果 従来には、避けられていたリンをあえて適量含有することにより、高強度鋼の焼入性を著しく向上することができた。さらに、鋼を加熱した場合の軟化抵抗性、すなわち基地組織および第2相分散粒子の熱的安定性と総量とを制御することで、温間加工に供した場合に粒子分散型繊維状組織を生成でき、温間加工後のビッカース硬さを3.7×10↑2以上にすることができた。この結果、1.2GPa以上の引張強度を常温において維持向上しながら、その靱性を飛躍的に向上できる温間加工用鋼を提供することができた。
技術概要
この温間加工用鋼は、350℃以上Ac1点以下の所定の温度域において温間加工により粒子分散型繊維組織が生成する温間加工用鋼であって、そのリンの含有量が0.03wt%超、0.1wt%未満とする。この温間加工用鋼において、基地組織の80体積%以上がマルテンサイトとベイナイトのいずれか単独組織、あるいはこれらの混合組織となっており、この温度域において次式(1)で表される焼戻しパラメーターλ;λ=T(logt+20)(T;温度(K)、t;時間(hr))・・・(1)が1.4×10↑4以上となる条件で無加工のままで焼戻し処理を施すことにより、ビッカース硬さが次式(2);H=(5.2−1.2×10↑−↑4λ)×10↑2・・・(2)の硬さH以上となる焼戻軟化抵抗を有し、焼戻し処理を施すことにより、室温における第2相分散粒子の総量が体積率として7×10↑−↑3以上12×10↑−↑2以下となるように、第2相分散粒子を析出、分散させる合金元素を含有している。図は、焼戻硬さとT(logt+20)=λの関係を例示した図であり、Tは焼戻温度(K)、tは焼戻時間(hr)である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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