出願番号 |
特願2011-118216 |
出願日 |
2011/5/26 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2012-000109 |
公開日 |
2012/1/5 |
登録番号 |
特許第5339385号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
色変換器 |
技術分野 |
電気・電子、無機材料、食品・バイオ |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
ビニールハウス、植物育成装置 |
目的 |
この発明は、投入光の色の成分を変換および調整できる色変換器を提供する。 |
効果 |
この発明による色変換器は、短波長成分を有する投入光を受光し、短波長成分を吸収し、長波長成分に変換し、変換光を発する蛍光体から形成されており、これによって、投入光の色を変換することができる。蛍光体の量および種類を適宜選択することにより、変換・放出される長波長成分を調整することもできる。さらに、投入光に長波長成分が含まれる場合には、投入光における短波長成分を減少させるとともに投入光における長波長成分を増大させることができる。 |
技術概要
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植物を温室やビニールハウスで人工的に育成する場合、太陽光の替わりに白熱電球、蛍光ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、LEDなどの光源が用いられてきた。しかし、従来の光源では、白熱電球では効率が悪く、蛍光ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプは、赤色と青色のバランスが悪いなどの問題があった。この発明の色変換器は、短波長成分および長波長成分を有する投入光の波長を変換して変換光を発し、投入光の短波長成分を吸収して長波長成分に変換して変換光を発する蛍光体からなり、変換光における波長4.0×10↑2nmから5.0×10↑2nmの波長の青色光成分の光量子束(PPF(B))と、波長6.0×10↑2nmから7.0×10↑2nmの波長の赤色成分の光量子束(PPF(R))との比(PPF(B)/PPF(R))は、0.05以上0.4以下の範囲の光を得るものである。この光を得る具体的な方法は、従来使用されていた光源体を、Eu、SiおよびNの元素を含む窒化物または酸窒化物蛍光体(MAlSiN↓3またはM↓2Si↓5N↓8)に照射させ変換させることによって得られるものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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