出願番号 |
特願2010-176854 |
出願日 |
2010/8/6 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2011-017004 |
公開日 |
2011/1/27 |
登録番号 |
特許第5344488号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
酸窒化物蛍光体を用いた発光器具 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、その他 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
VFD、FED、PDP、CRT、白色LED、各種表示装置、照明器具等 |
目的 |
この発明は、従来の希土類付活サイアロン蛍光体より高い発光輝度を有する酸窒化物蛍光体を用いた用途を提供する。 |
効果 |
この発明の製造方法により得られるサイアロン蛍光体は、従来のサイアロン蛍光体に比し、高い輝度を示し、励起源に曝されても材料劣化や、輝度の低下が少ない。そのため、VFD、FED、PDP、CRT、白色LEDなどの用途に好適であり、この種分野における材料設計において、新規性のある有用な材料を提供するものである。 |
技術概要
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蛍光体は、蛍光表示管(VFD)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、陰極線管(CRT)、白色発光ダイオード(LED)などに用いられている。これらのいずれの用途においても、蛍光体は、励起源により励起されて可視光線を発するが、蛍光体は励起源に曝される結果、蛍光体の輝度が低下するという問題があり、輝度低下の少ない蛍光体として、サイアロン蛍光体が提案されている。しかし、紫外LEDや紫外線ランプなどの紫外線を励起源とする用途には、400nm以下の波長で効率よく励起される蛍光体が求められていた。この発明の発光光源と蛍光体から構成される照明器具は、JEM相を母体結晶とし、JEM相は発光中心元素M↓1(ただし、M↓1は、Ce、EuおよびTbからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)を含有しており、MAl(Si↓6↓―↓ZAl↓Z)N↓1↓0↓―↓ZO↓Z(ただし、MはM↓1を含む金属元素から選ばれる元素、0.1≦Z≦3)で示される酸窒化物蛍光体を含むことを特徴とするものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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