精密加工用快削ステンレス鋼素材及びその製造方法

開放特許情報番号
L2012000572
開放特許情報登録日
2012/3/9
最新更新日
2017/1/25

基本情報

出願番号 特願2010-104780
出願日 2010/4/30
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2011-231387
公開日 2011/11/17
登録番号 特許第6044037号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 精密加工用快削ステンレス鋼素材及びその製造方法
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 精密加工用快削ステンレス鋼素材、切削性と精密加工性の双方に優れた精密加工用ステンレス鋼素材、精密加工用快削ステンレス鋼素材の製造方法
目的 精密加工においてステンレス鋼を用いることは、一般の鉄鋼を用いるのに比べ、切削加工が困難であるので、その切削性を改善することが望まれてきた。しかし、従来は、切削性と精密加工性(切削後の表面粗さ)は、ステンレス鋼では両立しないものとされていた。切削加工後の表面性状に優れ、かつ、耐食性に優れた精密加工用快削ステンレス鋼素材及びその製造方法は、現在のところ開示されていない。そこで、切削性と精密加工性の双方を満足できる精密加工用快削ステンレス鋼素材及びその製造方法を提供する。
効果 この技術により、切削加工精度と被削性に優れ、かつ耐食性、対環境性にも優れた精密加工用快削ステンレス鋼素材が容易に提供することが可能となり、ステンレス鋼を用いた各種加工分野に優れた利用性をもたらすことができる。
技術概要
ミクロンメーターレベルの表面粗さで切削加工をなす精密加工用快削ステンレス鋼素材であって、粒径が200nmから5μmの球状のh−BN粒子が快削付与材として単体状態で分散している精密加工用ステンレス鋼素材が提供される。この精密加工用ステンレス鋼素材において、そのB含有量が0.003〜0.1mass%であること、そのN含有量がモル比において、B含有量と同等かそれ以上であることが好ましい。この精密加工用快削ステンレス鋼素材の製造方法として、Bはフェロボロン又は金属ボロンの添加によりNは溶解雰囲気をあるいは減圧した窒素中での溶解によりステンレス溶鋼に添加する方法、Bはフェロボロン又は金属ボロンの添加によりNは窒素含有化合物の添加によりステンレス溶鋼に添加する方法、更には、このようにして得られた組織中にh−BN粒子が不均一に析出しているステンレス鋼を1200℃以上の温度まで加熱した後に急冷して、h−BN粒子を一旦固溶消滅させその後950〜1100℃の温度での焼もどし熱処理を行うことによりh−BN粒子を再度分散析出させる方法が提供される。図は、熱処理条件を異にする鋼試料折断面のSEM観察写真である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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