出願番号 |
特願2010-071178 |
出願日 |
2010/3/26 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2011-201731 |
公開日 |
2011/10/13 |
登録番号 |
特許第5594625号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
金属イオンセンサー及び金属イオン検出方法並びに金属イオン吸着材と金属回収方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
検査・検出、洗浄・除去、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
メソポーラス粉末、金属イオンセンサー、金属イオン検出方法、金属イオン吸着材、金属回収方法 |
目的 |
メソポーラス粉末の内、シリカ粉末は、各種の有機機能材料の担持体として用いられるが、より一層の強度及び結合力をもつものが求められている。そこで、シリカ単独のメソポーラス粉末よりも強力に有機機能材料と結合できるメソポーラス粉末とこれを用いた金属イオンセンサー及び金属イオン検出方法並びに金属イオン吸着材と金属回収方法を提供する。 |
効果 |
このメソポーラス粉末は、シリカのみならず、金属とシリカの結合により強度を増すことができ、有機機能材料との結合が、金属とシリカと酸素の化学結合により安定した強度な関係が得られ、外表面のみならず、多孔質を構成する孔の内面においても、有機機能材料と強く結合させられる。金属イオンセンサーとそれを用いた検出方法において、吸着した金属イオンを除去することで繰返し使用できる。また、メソポーラス粉末を用いた吸着材を、被処理液からの金属回収手段として用いた場合、回収後の吸着材を繰返し使用できる。 |
技術概要
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シリカと金属酸化物とからなるメソポーラス粉末を用い、液中に含有された金属イオンを吸着して提色するプローブがメソポーラス粉末に保持されてなる金属イオンセンサー及びこの金属イオンセンサーを、検出する金属イオンとそのプローブの種類に適合したpHに調整した被検出液中に所定量投入し、金属イオン固有の提色の有無及び濃度を検出すること並びにメソポーラス粉末の表面に、金属イオン吸着基を持つプルーブを固定した金属イオン吸着材、金属イオンを含有する液から金属を回収する金属回収方法であって、除去する金属イオンの吸着に適したpHに調整した被処理液中に金属イオン吸着材を投入し、被処理液中の所望の金属イオンを金属イオン吸着材に吸着させ、この吸着材を被処理液から分離し、分離した吸着材から回収液中に金属イオンを移動させ、金属イオンが分離された吸着材を回収液から分離し、回収液を蒸発させて、金属を回収する方法が提供される。図は、金属回収システムを示す工程図である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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