生分解性試験方法及びフラーレンファイバー含有医用材料

開放特許情報番号
L2012000557
開放特許情報登録日
2012/3/9
最新更新日
2016/10/7

基本情報

出願番号 特願2010-035688
出願日 2010/2/22
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2011-167151
公開日 2011/9/1
発明の名称 生分解性試験方法及びフラーレンファイバー含有医用材料
技術分野 食品・バイオ、繊維・紙、無機材料
機能 検査・検出、環境・リサイクル対策、安全・福祉対策
適用製品 フラーレンファイバー含有医用材料、生分解性試験方法
目的 多様な新規材料について、人間を含む高等動物等への、十分な安全性、特に、哺乳類をはじめとする高等動物の体内における分解を確認する必要がある。しかし、これまで生分解性試験としては微生物による分解に特化したもので、高等動物についての簡易的な試験は行われていない。一方、動物実験は時間と費用を要するだけではなく、できるだけ避けることが望ましい。そこで、高等動物をはじめとした各種細胞を用いた材料の簡易的な生分解性試験方法を提供する。更に、生分解性フラーレンファイバーの医用分野等への応用を可能とする。
効果 この方法によれば、動物実験による生分解性試験の必要性を大きく低減することができる。また、これまで不明であったフラーレンファイバーの生分解性を確認できたことにより、フラーレンファイバーの特性を利用した医用材料を与えることができる。
技術概要
この生分解性試験方法は、次のステップからなる;(a) 生分解性試験対象の材料、培養液及びこの培養液で培養可能な細胞または生体の組織を、多孔質の膜で隔離された容器に収容する、(b) 培養液を容器に補充するとともに多孔質の膜を介して培養液を排出しながら細胞を培養する、及び、(c) 所定期間の培養後、容器内に残留した材料の分解の進行を測定する。分解の進行の測定は残留した材料または材料の分解生成物の大きさ、形状、組成、物性に基づいて行うことができる。また、これまでは生分解性が明らかになっていなかったフラーレンファイバーについて、十分な生分解性のあることを確認することができた。このため、フラーレンファイバーなどを医用材料として生体内に組み込んでも、それが長期間体内に留まることによって炎症などを誘発する恐れがなくなったことから、フラーレンファイバーまたはフラーレンシートを含む医用材料が提供される。図は、曝露28日後のフラーレンファイバーのSEM写真で、(a)は比較対照用のマクロファージを含まない培養液に曝露後、(b)はマクロファージを含む培養液に曝露後のもの(フラーレンファイバーの形態変化が確認される。)である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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