出願番号 |
特願2009-156448 |
出願日 |
2009/6/30 |
出願人 |
矢野 秀夫 |
公開番号 |
特開2010-163351 |
公開日 |
2010/7/29 |
登録番号 |
特許第4793740号 |
特許権者 |
矢野 秀夫 |
発明の名称 |
貝類処理システムおよび貝類の処理方法 |
技術分野 |
機械・加工、化学・薬品 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
貝類処理システム |
目的 |
貝類処理の連続運転システムを構成する場合における、処理効率の向上、CO↓2の排出抑制、処理状態ないしメンテナンスといった運転管理の労力低減、また長時間運転に耐えうるだけの耐久性を解決した貝類処理システムの提供を目的とする。 |
効果 |
本炉である移動床式の電気炉と、その前処理である脱塩、乾燥、小砕片化のための各種装置とを、対象物の装置間及び装置内運搬を可能としてすべて備えることで、長時間の連続的な自動運転が可能となっている。これより、酸化カルシウムO5を連続生産することが可能である。また移動床式の抵抗型電気炉であるから、炉の運転にCO↓2の排出を伴わず、火力調整等の運転管理が不要となり、また長時間運転に耐えうるという耐久性の課題に対応したものとなっている。 |
技術概要
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海産の原料貝類または介類を連続的に処理して酸化カルシウムを得る処理方法は、原料貝類を洗浄液で洗うことで付着塩類を除去して脱塩貝類を得る脱塩洗浄工程と、脱塩貝類を粗砕して粗砕を得る粗砕工程と、粗砕片を加熱乾燥させて半焼成片を得る予熱乾燥工程と、密閉型に室内構成した抵抗型電気炉の炉室内に、平面視回転移動する移動床式の基盤と、湾曲しながら立設配置された誘導壁とを備え、密閉型の炉室内の基盤上で半焼成片を密閉焼成しながら、誘導壁によって略円形の運搬経路に沿って誘導進行させることで酸化カルシウムを得る電気焼成工程を順に具備する。 抵抗型電気炉は、炉室の周囲に沿ってサンドシール砂が充填された外枠を立設し、この外枠内に炉室から連なる他の外枠が突入してサンドシール構造が形成されることで炉内を密閉型に構成したまま電気焼成工程を行う。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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