出願番号 |
特願2009-148391 |
出願日 |
2009/6/23 |
出願人 |
矢野 秀夫 |
公開番号 |
特開2011-005646 |
公開日 |
2011/1/13 |
特許権者 |
矢野 秀夫 |
発明の名称 |
アレカヤシの樹皮成型品の製造方法、アレカヤシの樹皮成型品、及びアレカヤシの樹皮成型品用成型原材 |
技術分野 |
繊維・紙、化学・薬品、その他 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
アレカヤシ(別名:コガネタケヤシ、ヤマドリヤシ)の樹皮を主成分とした食器、容器等の成型品、その成型用成型原材 |
目的 |
採取される樹皮の大きさや形状によって製品の大きさが制限されず、再成形後も所定の耐熱性と強度を有した均等な構成材からなり、広く安定した用途に使用することのできるアレカ椰子の樹皮成型品の提供を目的とする。 |
効果 |
採取される樹皮の大きさや形状によって製品の大きさが制限されず、再成形後も所定の耐熱性と強度を有した均等な構成材からなり、広く安定した用途に使用することのできるアレカ椰子の樹皮成型品或いはその成型用原材を安定的に得ることができる。アレカヤシの樹皮成型品は、生成食品用容器として使用される食品の受け皿やカップ入り乾燥めんなどのカップ容器、使い捨て商品として使用されるコップ、皿など、現在使用されている石油加工製品のすべてに代わることができる。脱石油製品の開発品となり、自然環境対策の社会的要求にこたえることができる。 |
技術概要
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アレカ椰子の樹皮成型品の製造方法は、アレカヤシの乾燥樹皮1を解繊して綿状繊維2化する解繊工程と、綿状繊維2を分散調成液内に分散させて分散調成液3化する調成工程と、分散調成液3を脱水抄紙して長尺のウェブ状に湿紙化する抄紙工程と、長尺湿紙4を初期脱水する初期脱水工程と、初期脱水後の脱水ウェブ5をプレス大の長さずつ順につづら状に折り重ねて積層する積層工程と、積層後の積層ウェブ6を所定の立体成型プレスによって所定の立体形状に加熱成型する二次プレス工程とを順に具備する。 積層工程後の二次プレス工程は、積層ウェブ6を蒸気加熱ドライヤーで熱風乾燥させたのちに立体成型プレスを行う。 解繊工程では、綿状繊維をリファイナーによって比表面積3.0m↑2/g以上にまで叩解し、外部フィブリル化した綿状繊維2を得る。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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