紫外励起光源用赤色蛍光体

開放特許情報番号
L2012000433
開放特許情報登録日
2012/2/24
最新更新日
2015/5/20

基本情報

出願番号 特願2010-236006
出願日 2010/10/21
出願人 国立大学法人山梨大学
公開番号 特開2011-105933
公開日 2011/6/2
登録番号 特許第5712428号
特許権者 国立大学法人山梨大学
発明の名称 紫外励起光源用赤色蛍光体
技術分野 無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 紫外励起光源用赤色蛍光体、珪酸塩の結晶母体を用いた色純度の高い赤色蛍光体
目的 半導体材料からなる発光素子(LED)は低い消費電力で鮮やかに発色する発光材料であり、その特性を活かして液晶のバックライトや照明等に使用される白色光源に応用されている。近年、紫外光励起により赤色発光を示すBa↓3↓-↓x↓-↓yEu↓xMn↓yMgSi↓2O↓8珪酸塩蛍光体が開発されたが、Euにより吸収されたエネルギーの一部が青色に発光するため、観測される蛍光色は純度の低い赤色発光となるという問題がある。そこで、珪酸塩の結晶母体を用い、色純度の高い赤色蛍光体を提供する。
効果 この蛍光体は酸化物であるため、現行の硫化物、酸硫化物を母体結晶とする蛍光体と比較して、真空条件下における安定性の向上が期待される。また、現行の赤色蛍光体の母体結晶がイットリウム系の化合物であることを鑑みると、製造時の原料コストの減少が見込まれる。さらに、現行の赤色蛍光体と比較して色純度の高い赤色発光を得ることができる。また、CeをMnと共に添加することで、発光効率(量子効率)が向上し、Ba量を変えることで容易に発光色、発光強度の調節が可能である。
技術概要
この赤色蛍光体は、化学組成式がM↓3↓-↓x↓-↓yCe↓xR↓yMg↓1↓-↓wMn↓wSi↓2O↓8で示され、MはBa、Sr、Caの中から選ばれる少なくとも1種類もしくは複数の混合物であり、RはLi、Na、Kの中から選ばれる少なくとも1種類もしくは複数の混合物であり、xは0.0≦x≦0.1の範囲内にあり、yは0.0≦y≦2.0xの範囲内にあり、wは0.0<w≦0.4である。すなわち化学組成においてCeのモル比が0.0≦x≦0.1であれば、任意の赤色発光を得ることができ、この範囲外では、適当な発光強度が得られないか、赤色の純度が低いものとなる。またLiまたはNaまたはK、またはそれらの混合物のモル比が0.0≦y≦2.0xであれば、任意の発光を得ることができ、この範囲外では、適当な発光強度が得られない。またMnのモル比が0.0<w≦0.4であれば、任意の赤色発光を得ることができ、この範囲外では、適当な発光強度が得られないか、赤色の純度が低いものとなる。このとき、赤色蛍光体を紫外光で励起する場合、170〜360nmの波長の光を用いる。図は、254nm励起光を照射した際のBa↓1↓-↓2↓x↓/↓3Ca↓2↓-↓4↓x↓/↓3Ce↓xNa↓xMgSi↓2O↓8(x=0.01, 0.02, 0.03,0.04) 化合物の発光スペクトルを示す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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