出願番号 |
特願2006-091517 |
出願日 |
2006/3/29 |
出願人 |
国立大学法人帯広畜産大学 |
公開番号 |
特開2007-259804 |
公開日 |
2007/10/11 |
登録番号 |
特許第4783901号 |
特許権者 |
国立大学法人北海道国立大学機構 |
発明の名称 |
マダニのシスタチン |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
マダニ体内に侵入する動物・ヒトの病原体に関わるタンパク質、ポリヌクレオチド |
目的 |
マダニとマダニが媒介する感染症から、人及び動物を守るための化合物を提供し、ウイルス、細菌、原虫、寄生虫などの様々なマダニ媒介性病原体による感染症の防除法を提供するものである。具体的には、マダニのシスタチン、感染防御抗原タンパク質をコードするポリヌクレオチド、ポリヌクレオチドを含むベクター、ベクターを保持する組換え体細胞、マダニのシスタチンに対する抗体などの阻害剤、並びにマダニ媒介性病原体の感染及び増殖を防ぐ化合物の提供。 |
効果 |
本技術のポリペプチド、ポリヌクレオチド、ベクター、形質転換体、及び抗体によれば、本技術の医薬、特にはマダニワクチンを提供することができる。また、本技術の医薬、特にはマダニワクチンによれば、例えば、マダニ駆除、又はマダニ媒介性感染症(例えば、人獣のピロプラズマ症、Q熱、又はウイルス性脳炎など)の治療若しくは予防が可能である。 |
技術概要
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本技術は、(1)配列番号2で表されるアミノ酸配列における19番〜131番のアミノ酸からなる配列、又は配列番号2で表されるアミノ酸配列からなるポリペプチド、(2)配列番号2で表されるアミノ酸配列における19番〜131番のアミノ酸からなる配列を含み、しかも、シスタチン活性を有するポリペプチド、(3)配列番号2で表されるアミノ酸配列における19番〜131番のアミノ酸からなる配列、又は配列番号2で表されるアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸が置換、欠失、及び/又は挿入されたアミノ酸配列を含み、しかも、シスタチン活性を示すポリペプチド、又は(4)配列番号2で表されるアミノ酸配列における19番〜131番のアミノ酸からなる配列、又は配列番号2で表されるアミノ酸配列との相同性が50%以上であるアミノ酸配列を含み、しかも、シスタチン活性を有するポリペプチドである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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