出願番号 |
特願2006-138206 |
出願日 |
2006/5/17 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2007-307079 |
公開日 |
2007/11/29 |
登録番号 |
特許第3867150号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
外科用吻合器 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
外科用吻合器に関し、より詳細には、実質臓器細径管と消化管との吻合のように、体内の2つの器官の間での吻合を行うための医療用または獣医用に用いられる外科用吻合器に関する。 |
目的 |
実質臓器内の細径管と消化管との吻合技術において、吻合すべき器官に与える損傷を極力少なくし、確実に吻合を行い、それほど高度な熟練を要することなく吻合を行い、吻合に要する時間を短縮して、術者に与えるストレスを軽減する外科用吻合器を提供する。 |
効果 |
高度な熟練を要することなく、確実な運針を保証するものであり、吻合部縫合不全の発生率を格段に低減することができ、縫合不全を未然に防ぐ上で多大な効果を有するものである。 |
技術概要 |
本体は筒状部及び滑らかな先細り形状の先端部を有し、筒状部と先端部との境界近辺における外周面側に本体の軸に平行な方向の少なくとも1つの縦長の凹部が形成され、本体の先端部の内部に空洞部が形成され、縦長の凹部内において本体から後方に張り出し後方が自由端となった屈撓可能な筒状のガイド部が形成され、ガイド部の内孔が滑らかに延びて空洞部に連通しており、本体の筒状部の軸方向に空洞部の底部と筒状部の後端面との間に貫通する通孔が形成され、本体の後端面から少なくとも1つの凹部におけるガイド部に達して本体の外部に連通するように本体の軸に平行な方向の縦孔が形成されており、本体の通孔内に操作部材の操作杆が挿入されその先端が本体の空洞部内に達していて先端側に本体のガイド部内に挿通される向きに延びる針押込み部材が取り付けられ、操作杆の後端側に操作把持部が取り付けられており、本体の縦孔に先端がガイド部の内側の位置に達している補助部材が挿入され、吻合操作の際に補助部材を前方に向けて押し込みその先端部でガイド部が外方に開くようにする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|