出願番号 |
特願2010-162670 |
出願日 |
2010/7/20 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2012-024650 |
公開日 |
2012/2/9 |
発明の名称 |
パーライト充填通気槽を用いた排水中からの有機物・窒素・リンの同時除去システム |
技術分野 |
機械・加工、化学・薬品、有機材料 |
機能 |
機械・部品の製造、接着・剥離、洗浄・除去 |
適用製品 |
畜舎排水、下水等の排水中の有機物、窒素及びリンを効率的に処理することができる。特に、豚舎や牛舎等の糞尿や洗浄水を含む畜舎排水に適用できる |
目的 |
排水中の有機物、窒素及びリンを同時に除去することができる排水の処理方法及び処理装置を提供する。 |
効果 |
排水から有機物、窒素及びリンを除去し、排水を浄化することできる。また、曝気処理後の排水中の微生物(排水由来の微生物)を担持するパーライトは、排水処理用組成物(排水処理材)として、他の排水処理に利用することができる。 |
技術概要 |
排水をパーライト存在下で曝気処理に供する方法である。具体的には、排水中の微生物をパーライトに集積及び担持させ、曝気処理によりその微生物を使用して排水中の有機物、窒素及びリンを除去する。本方法によれば、排水中の有機物、窒素及びリンを効率的に処理することができる。特に、排水中の微生物により硝化及び脱窒反応が同時に進行することで、排水中の窒素を除去することができる。また、曝気による排水のpH上昇により、リン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)、ヒドロキシアパタイト(HAP)といったリン酸化合物が生成され、排水中のリンが不溶性物質となって余剰汚泥に取り込まれることによって、排水中のリンを除去することができる。さらに、排水中の微生物がパーライトに集積及び保持されることにより、従属栄養細菌の働きによって、排水中の有機物を除去することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|