出願番号 |
特願2009-206143 |
出願日 |
2009/9/7 |
出願人 |
学校法人 中央大学 |
公開番号 |
特開2011-056337 |
公開日 |
2011/3/24 |
発明の名称 |
鎖状分子の操作方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
鎖状分子の操作システム |
目的 |
核酸、タンパク質、糖鎖、または高分子などの分子と、固体とを所望の数、所望の形態、または所望の位置で固定し、また、核酸、タンパク質、糖鎖、または高分子などの分子を操作する方法を提供する。 |
効果 |
所望の位置、所望の数、所望の方法、および所望の形状で鎖状高分子を固体に固定し、かつ固体に固定された鎖状高分子を所望の位置で切断することができ、さらに鎖状高分子の固定と、固定された鎖状高分子の切断とを可逆的に行うことができる。 |
技術概要
 |
この操作方法は、溶媒中で少なくとも一つの固定端部および自由端部を有する鎖状分子の近傍にレーザーを照射すると、レーザー照射点に向かって鎖状分子が延伸し、かつ赤外光吸収材料が被覆された基板の被覆面に照射したレーザーのレーザー集束領域に生じた気泡と、自由端部との接触により自由端部が固定される段階(1)、および溶媒中で固定された自由端部に前記気泡を接触させると、少なくとも一端が自由端の鎖状分子常態になる段階(2)を含み、レーザー照射により前記段階(1)と前記段階(2)とが可逆的に行われる。図1は、レーザー集束領域に発生した気泡に引き込まれる片側固定DNAの蛍光顕微鏡像である。図2は、a)レーザーをあてたとき(ON)と、b)レーザーを切ったとき(OFF)のDNAの挙動を示す蛍光顕微鏡像である。図3は、a)レーザーをあてたとき(ON)と、b)レーザーを切ったとき(OFF)のDNAの挙動を示す蛍光顕微鏡像である。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|