出願番号 |
特願2010-041370 |
出願日 |
2010/2/26 |
出願人 |
学校法人 中央大学 |
公開番号 |
特開2011-182001 |
公開日 |
2011/9/15 |
発明の名称 |
画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
画像処理装置、およびプログラム |
目的 |
人間の視覚特性の一つである側抑制という働きに着目し、受容野の働きに基づいた輝度成分、色成分の数理モデル化を行うことにより、オリジナル画像の視覚的印象を保ちつつ、知覚性を改善する画像補正技術を提供する。 |
効果 |
人間の視神経細胞の情報伝達機能を数理モデル化した色調補正が可能となり、画像処理による画像全体の印象を損なうことなく、画像の知覚性を改善することを可能とし、輝度および色差を並列的に処理することを可能とする画像処理装置、画像処理方法およびプログラムが提供できる。また、この画像処理装置は、アプリケーション・プログラムのフィルタ・モジュールとして適用できる他、ASIC(Application Specified Integrated Circuit)のモジュールとしても適用することができる。 |
技術概要
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図1は、画像処理装置100の機能ブロック図、図2は、色補正処理部106の詳細な機能ブロック図、である。画像処理装置100は、外部インタフェース102と、画像RAM104と、色補正処理部106と、グラフィックス・ドライバ108とを含む。画像RAMは、画像データをバッファリングする他、色補正処理部106に対して画像データを構成する画素データを画像データセットとして送付し、色補正処理を可能とさせる。色補正処理部106は、デジタル画像の画像データを取得し、画像データのRGB成分を取得して、輝度値と、R成分とG成分との色差およびY成分とB成分との色差を含む2種の色差値で表される表色系に変換する表色系変換部112と、表色系変換部112が生成した輝度値および2種の色差値夫々について設定される上限しきい値および下限しきい値と比較し、比較の結果に応答して補正処理を適用する画素データと補正処理を適用しない画素データとを識別し、色差補正処理を実行する色差補正フィルタ118とを含む。図3は、画像処理装置が実行する色変換処理のフローチャートを示した図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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