浸潤性大腸腫瘍検出用の検体

開放特許情報番号
L2012000300
開放特許情報登録日
2012/2/10
最新更新日
2013/3/26

基本情報

出願番号 特願2011-528892
出願日 2010/8/30
出願人 北海道公立大学法人 札幌医科大学
公開番号 WO2011/024999
公開日 2011/3/3
発明の名称 浸潤性大腸腫瘍検出用の検体
技術分野 食品・バイオ
機能 検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 浸潤性大腸腫瘍検出用の検体
目的 大腸粘液層を非侵襲的に剥離して得られる浸潤性大腸腫瘍検出用の検体、大腸粘液層を非侵襲的に剥離するためのキット、大腸粘液層を非侵襲的に剥離して浸潤性大腸腫瘍を検出する指標を得る方法、大腸粘液層を非侵襲的に剥離して薬剤および/または治療方法の治療効果を評価するための指標を得る方法を提供する。
効果 この検体、キット、および方法は、今まで廃棄してきた洗浄液を材料とするために、内視鏡を利用した他の検査方法によって生じ得る様々なリスク(出血の危険性(生検法)、アレルギー、検査時間の延長(拡大内視鏡)、高価な設備(拡大内視鏡、NBI))が新たに発生することもなく、検体の採取が簡便なため、内視鏡施行医、介助看護師にほとんど負担をかけることがない。さらに、検体、キット、および方法においては、市販の内視鏡装置がそのまま利用できるため、新たな設備投資が不要である。
技術概要
大腸粘液層を非侵襲的に剥離して得られる浸潤性大腸腫瘍検出用の検体、大腸粘液層を非侵襲的に剥離するためのキット、大腸粘液層を非侵襲的に剥離して浸潤性大腸腫瘍を検出する指標を得る方法、大腸粘液層を非侵襲的に剥離して薬剤および/または治療方法の治療効果を評価するための指標を得る方法である。洗浄液は、大腸の粘膜を傷つけることなく大腸粘液層を剥離しうる液体が好ましく、より好ましくは等張液であり、さらに好ましくは生理食塩水である。また、洗浄液は、大腸の粘膜を傷つけることなく大腸粘液層を剥離しうる液体であるかぎり、色素、抗生物質、中性の緩衝性組成物、キレート剤、保存用の添加物等の任意の添加物を含んでもよい。洗浄液は、大腸の粘膜を傷つけることなく大腸粘液層を剥離しうる速度で大腸粘液層に散布され、好ましくは毎秒4ml〜6mlの速度で、大腸粘液層に散布される。洗浄液の回収方法は特に限定されないが、内視鏡装置を利用する場合は、例えば、吸引管路中の操作部、コネクタ部、吸引タンク、吸引器またはこれらの間の部分等に、密封可能な検体採取容器を接続する方法である。洗浄液を大腸粘膜に散布して粘液層から粘液を剥離する過程を示す写真である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 検体、キット、および方法により、病変部の粘膜面全体を洗浄するだけで「面」での評価が可能となり、しかも生検のように組織に傷を作らないため、止血機能や創傷治癒能力などが減退している対象においても、また、抗血小板薬、抗凝固薬等の止血や創傷治癒に影響する薬剤を内服したままでも検査を行うことができる。内視鏡検査を必要とする対象に高齢者が比較的多く、したがってかかる薬剤を常用する者の割合も多いため、かかる利点の意義は極めて大きい。
改善効果2 検体、キット、および方法によれば、手術前に腫瘍を傷つけることなく、細胞診、DNA診断を行なうことが可能である。したがって、検体、キット、および方法により、腫瘍の性質、浸潤度予測の精度が飛躍的に向上する。また、本発明の検体、キット、および方法により、手術前に大腸腫瘍の遺伝的プロファイルを診断することが可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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