癌の検出方法および検出用キット、ならびに癌治療剤

開放特許情報番号
L2012000299
開放特許情報登録日
2012/2/10
最新更新日
2014/6/19

基本情報

出願番号 特願2010-511025
出願日 2009/5/7
出願人 北海道公立大学法人 札幌医科大学
公開番号 WO2009/136501
公開日 2009/11/12
登録番号 特許第5513375号
特許権者 北海道公立大学法人 札幌医科大学
発明の名称 癌の検出方法および検出用キット、ならびに癌治療剤
技術分野 食品・バイオ
機能 安全・福祉対策、検査・検出
適用製品 検出用キット、癌治療剤
目的 癌においてエピジェネティックなサイレンシングを受けるmiRNAを網羅的に解析し、癌に関連するmiRNAを同定してその癌における役割を解明し、該miRNAに関連した新規な癌の検出方法および癌の治療剤を提供する。
効果 極めて正確に癌の検出を行うことが可能である。また、検出に用いる生物学的試料は、対象から得た大腸組織もしくは大腸癌組織、胃組織もしくは胃癌組織等の各組織や癌組織の他、血清、糞便、胃洗浄液、膵液、胆汁など比較的容易に入手可能なものを用いることができるため、簡便に癌の検出できる。
技術概要
 
対象における癌を検出する方法は、対象から得た生物学的試料中のmicroRNA34b遺伝子及び/又はmicroRNA34c遺伝子のプロモーター領域におけるCpGアイランドのメチル化されたCpGを検出する。対象から得た生物学的試料中のmicroRNA34b遺伝子及び/又はmicroRNA34c遺伝子のプロモーター領域におけるCpGアイランドのメチル化されたCpGが、対象から得た生物学的試料中のmicroRNA34b遺伝子及び/又はmicroRNA34c遺伝子のプロモーター領域におけるCpGアイランドの全てのCpG中、10%を超えて含まれることを基準として癌を検出する。生物学的試料は、血清、糞便、大腸組織、胃洗浄液、膵液および胆汁から選ぶ1種または2種以上である。この治療剤は、BTG4もしくはBTG遺伝子をコードする核酸、あるいは、miR−34b及び/又はmiR−34c、もしくはmiR−34b遺伝子及び/又はmiR−34c遺伝子をコードする核酸を含む。
実施実績 【無】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 メチル化特異的PCR法、バイサルファイトシークエンス法、パイロシークエンス法、コブラ法およびメチライト法などを用いて行うことができるから、極めて少量の生物学的試料を用いて高い検出感度で、短時間のうちに精度の高い検出結果を得ることができ、対象に対して負担をかけることがなく、また、癌の早期発見、癌の進達度予測、癌再発リスクの予測、発癌リスクの予測にも資する。
改善効果2 癌の検出用キットは、検出の標的であるmiR−34b遺伝子および/またはmiR−34c遺伝子のプロモーター領域におけるCpGアイランドのメチル化されたCpGが、癌組織において特異的に上昇している一方で、正常組織においてはほとんど認められないことから、良好な精度で簡便に癌を検出することを可能にし、極めて初期の段階での癌の検出や、癌の再発のモニタリング、癌リスクの検出、癌の進行度予測などに適したものである。
改善効果3 治療剤は、BTG4もしくはmiR−34bおよび/またはmiR−34cの癌細胞への導入、あるいは、癌細胞におけるBTG4遺伝子もしくはmiR−34b遺伝子および/またはmiR−34c遺伝子の発現を介して、癌細胞の増殖を抑制することができ、優れた治療効果を得ることが可能である。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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