出願番号 |
特願2010-526583 |
出願日 |
2009/3/4 |
出願人 |
国立研究開発法人農業生物資源研究所、国立研究開発法人理化学研究所 |
公開番号 |
WO2010/023974 |
公開日 |
2010/3/4 |
登録番号 |
特許第5591703号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
広範な病害抵抗性を付与するイネ遺伝子 |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
この発明で同定された遺伝子を過剰発現させた植物は、双子葉植物、単子葉植物にかかわらず、複数の病害に抵抗性を有する。同定された遺伝子は、様々な作物に複合病害抵抗性を付与するための材料として有用であり、病原細菌及び病原糸状菌に抵抗性である植物体が提供される |
目的 |
病原細菌及び病原糸状菌のいずれか又は両方に抵抗性を与える植物体の製造方法及びこれを用いて得られる植物体、並びにその利用に関する発明を提供する。 |
効果 |
この発明で同定された遺伝子を過剰発現させた植物は、双子葉植物、単子葉植物にかかわらず、複数の病害に抵抗性を有する。同定された遺伝子は、様々な作物に複合病害抵抗性を付与するための材料として有用であり、病原細菌及び病原糸状菌に抵抗性である植物体が提供される。 |
技術概要 |
病害がイネの生産に与える被害は大きい。農業の現場では農薬を用いて防除しているが、農薬にかかるコストおよび農薬が人体および環境に及ぼす影響への懸念から、無農薬または低農薬での稲作が望まれる。特に遺伝子を用いる方法が有効と考えられ、モデル植物であるシロイヌナズナなどから病害抵抗性遺伝子が単離されている。loss−of−functionに代わる指標としてgain−of−function(機能獲得)に基づくスクリーニングにより、病原細菌及び病原糸状菌に抵抗性である遺伝子の同定を試み、AK070024を過剰発現するイネを作製し、T1世代でイネ白葉枯病抵抗性検定を行った。その結果、AK070024過剰発現イネは白葉枯病及びいもち病に抵抗性であることが確認された。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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