出願番号 |
特願2013-537533 |
出願日 |
2012/10/3 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2013/051608 |
公開日 |
2013/4/11 |
登録番号 |
特許第5800160号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
複合型糖鎖加水分解酵素 |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
複合型糖鎖の加水分解酵素及びその遺伝子 |
目的 |
新規エンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ(Endo-Om)及びその遺伝子を提供する。 |
効果 |
特に、糖タンパク質における複合型糖鎖も含めた糖鎖構造の解析及び糖鎖修飾などの有用性に大きな期待が持てる。さらに、本発明により開発された過剰発現系を用いることで、この高品質のEndo-Om酵素を大量生産により安価に供給できる。
本発明の他のエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼであるEndo-Cp、Endo-Pa及びEndo-Zrも同様の複合型糖鎖切断活性及び複合型糖鎖転移活性を有しており、Endo-Omと同様の用途が期待される。 |
技術概要
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本発明は、メタノール資化性酵母Ogataea minuta IFO10746株由来のエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ(Endo-Om)遺伝子をクローニングし、形質転換株を用いて新規なエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ(Endo-Om)を提供した。本発明のEndo-Omは、公知のEndo-Mと比較して13倍もの高い比活性および55倍もの高いVmaxを有し、糖タンパク質における複合型糖鎖も含めた糖鎖構造の解析及び糖鎖修飾にとって有用である。さらに、Endo-Om遺伝子配列をもとにCandida parapolymorpha DL-1 ATCC26012株、Pichia anomala ATCC36904株、及びZygosaccharomyces rouxii ATCC2623株から、Endo-Omと同様の複合型糖鎖切断活性及び複合型糖鎖転移活性を有するエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ(Endo-Cp)、(Endo-Pa)、及び(Endo-Zr)を提供した。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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