BNA結晶
- 開放特許情報番号
- L2012000077
- 開放特許情報登録日
- 2012/1/13
- 最新更新日
- 2015/6/24
基本情報
出願番号 | 特願2010-148073 |
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出願日 | 2010/6/29 |
出願人 | 独立行政法人理化学研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2012/1/19 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
発明の名称 | BNA結晶 |
技術分野 | 電気・電子、化学・薬品 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | BNA結晶 |
目的 | 高品質のBNA単結晶を製造する方法を提供する。 |
効果 | 従来報告されていた融液法により製造されたBNA結晶と比較して、結晶品質が格段に優れたBNA結晶を提供することが可能となる。そのため、励起光に対する損傷閾値が高く、より高出力のテラヘルツ波を発生させることも可能となる。 |
技術概要![]() |
種結晶を得る工程、及び、得られた種結晶を溶液中で成長させる結晶成長工程、を含む溶液法によるBNA結晶の製造方法であって、結晶成長工程において、種結晶は、結晶保持部材により保持されており、かつ、種結晶の主成長方向における端部で保持部材に保持され、結晶成長工程で用いる溶液は、種結晶を得る工程において種結晶が析出した後の上澄み溶液である。用いる溶液は、特にエタノールを用いることが高品質のBNA結晶を得るためには好ましい。得られたBNA(N−benzyl−2−methyl−4−nitroaniline)結晶は、X線回折法によるロッキングカーブ計測において、回折ピークX線強度の半値幅が100秒以下である。図はBNA結晶、および融液法により製造されたBNA結晶に対する、X線回折法によるロッキングカーブ計測結果を示すグラフである。このロッキングカーブは、単結晶に一定方向からX線を照射し、ブラッグ条件を満たす条件下で検出器角度を固定し、入射X線角度のみを僅かに偏移させた時の回折X線の強度分布曲線である。結晶が理想的な状態であればシャープなピークを示す。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 実施許諾の可否・条件に関する最新の情報は、(独)理化学研究所連携推進部 知財創出・活用課までお問合せ下さい。 |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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