組織接着性薬剤放出ゲル形成用組成物

開放特許情報番号
L2011006448
開放特許情報登録日
2012/1/6
最新更新日
2012/1/6

基本情報

出願番号 特願2006-163032
出願日 2006/6/13
出願人 財団法人神奈川科学技術アカデミー
公開番号 特開2007-023023
公開日 2007/2/1
発明の名称 組織接着性薬剤放出ゲル形成用組成物
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 薬剤を体内の所望の位置に送達する方法、薬物の血中濃度、副作用、止血剤
目的 従来の体内留置型薬物放出マトリックスは、体内でのマトリックスの固定が困難であり、体内で徐々に移動する恐れがあること、また、薬物放出マトリックスが体内で移動すると、局所投与が望まれる薬物の効果が徐々に低下するのみならず、副作用の危険も生じることに鑑み、体内に固定することができ、かつ、薬物を徐放することができる新規な薬物放出マトリックスを形成する手段の提供。
効果 この組織接着性薬剤放出ゲル形成用組成物を、外科手術時に手術部位に適用することにより、その場でゲルが形成されると共にゲルが組織と結合する。そして、ゲルが組織に接着している状態において、高分子ミセル内に封入された薬剤が徐々に放出される。この組成物により形成された組織接着性薬剤放出ゲルは、組織に接着しているので、従来の薬物放出マトリックスのように体内で徐々に移動するという問題が起きない。また、長時間にわたり薬剤を徐放させることができる。
技術概要
この技術は、親水性領域と疎水性領域を有するブロックコポリマーから形成され、親水性領域が外側、疎水性領域が内側に配置された高分子ミセルであって、親水性領域は、その外側端部に少なくとも1個のアルデヒド基を有する高分子ミセルの内部に薬剤を封入した、薬剤封入高分子ミセルと、水溶性ポリアミンポリマーであって、高分子ミセルと反応してゲルを形成するポリマーとを含む、組織接着性薬剤放出ゲル形成用組成物とする。高分子ミセルに封入する薬剤は、生体に投与すべき薬剤であれば何ら限定はされないが、徐放が望まれる薬剤が好ましく、特に、局所的にかつ徐放的に放出されることが望まれる薬剤が好ましい。このような薬剤の例として、抗癌剤、例えばアドリアマイシンが挙げられる。高分子ミセルへの薬剤の封入は、薬剤の存在下において高分子ミセルを形成することにより行うことができる。例えば、ブロックコポリマーと封入すべき薬剤とをN,N−ジアセトアミドのような極性溶媒中に溶解し、これを水に対して透析することにより形成することができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT