出願番号 |
特願2005-231801 |
出願日 |
2005/8/10 |
出願人 |
公益財団法人神奈川科学技術アカデミー |
公開番号 |
特開2006-078477 |
公開日 |
2006/3/23 |
登録番号 |
特許第4563890号 |
特許権者 |
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
液滴移動挙動の測定方法および装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
固体表面の濡れ制御、表面機能、生産プロセス、建築、輸送機械 |
目的 |
接触角や転落角の測定装置や計測原理については様々なものが知られているが、液滴の転落挙動を総合的に計測・評価する手法や装置は未だ確立されていないことに鑑み、効果的に液滴の移動挙動、とくに転落挙動を計測・評価可能な手法並びに装置を提供することの実現。 |
効果 |
液滴の移動挙動、特に転落挙動を効果的に計測・評価することができ、様々な液滴と固体表面の組み合わせに対しても、液滴の移動挙動を計測・評価することができる。その結果、液滴の動的挙動の評価解析方法において、新規な道を拓くことができた。 |
技術概要
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この技術は、傾斜した固体表面において、液滴が転落移動する際に、移動方向に対して側面から見て液滴外周と固体表面とが交わる両側2点(前端点・後端点)のうち、移動方向側の点(前端点)の速度及び加速度の少なくとも一方をカメラを用いて計測する、液滴移動挙動の測定方法とする。さらに、移動方向に対して側面から見た液滴の前進接触角、移動方向に対して側面から見た液滴の後退接触角、移動方向に対して側面から見た液滴の固体との接触部分の長さ、移動方向に対して側面から見た液滴の高さ、液滴外周と固体表面とが交わる2点のうち移動方向側と逆側の点の加速度のうち、少なくとも一つを同時に測定すること、そして毎秒500フレーム以上の高速度カメラを用いること、また、複数のカメラを用いて異なる方向から液滴の移動挙動を撮影し、その画像を同期させて移動加速度を計測することができる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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