高速道路上で供用可能な軸重計測装置

開放特許情報番号
L2011006395
開放特許情報登録日
2011/12/22
最新更新日
2012/1/13

基本情報

出願番号 特願2001-216035
出願日 2001/7/16
出願人 安藤 久
公開番号 特開2003-028700
公開日 2003/1/29
登録番号 特許第4742380号
特許権者 安藤 久
発明の名称 走行車両の軸重計測装置
技術分野 輸送、土木・建築、情報・通信
機能 安全・福祉対策、検査・検出、制御・ソフトウェア
適用製品  高速道路および一般国道において、高速走行する車両の静止軸重の計測装置
目的  路面に埋設した軸重検出部、走行車両に搭載した加速度検出部それぞれが検出する変動軸重と車両振動加速度に基づいて、走行車両の車速に左右されることなく、変動軸重を補正して静止軸重を算出する装置の実現を目指すこと。
効果 (1)走行車両の変動軸重と、その原因となる車両振動加速度から直接静止軸重を求めるので、計算課程が単純明快で信頼できる (2)走行車両の低速〜高速に至る幅広い速度範囲をカバーできる (3)走行車両の軸重計測の他、軸重計測を主体とした車両の固体識別装置や車種判別装置等としても運用できる (4)車両に搭載した加速度検出部は、車両振動の時刻歴を残すこともでき、車両の運行管理にも使用できる
技術概要
 本発明は、走行車両の静止軸重を求める目的で、路面に埋設する軸重検出部と、走行車両に搭載する加速度検出部と、路側に設ける計測制御部から構成され、変動軸重から静止軸重を求めるアイディアは次の様な考え方に基づいております。 (1)変動軸重に占める軸重の変化分には、2〜3Hzの主振動と10Hz程度までの高調波が含まれており、変動軸重を正確に把握するためには、少なくとも0.5s(秒)以上の測定時間を必要とするがこれを再考してみたい (2)時速80qで走行する車両は、幅0.6mの軸重検出部上を約40msで通過、タイヤの乗り降り時間を除くと有効な測定時間は16ms程度となり、車速が上がれば更に短時間となるので、瞬間的かつ直接的な計測手法の確立を計りたい。 (3)一つのアイディア”走行車両のセンサ化”は、同時に、無線伝送を利用した車両の固体識別・車種判別等の機能拡充にも役立てたい (4)センサ化された道路と走行車両を通信インフラで結んで、安全で効率的、かつ、環境にやさしい道路交通システム実現の一助としたい
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
希望譲渡先(国内) 【可】 
希望譲渡先(国外) 【否】 
特許権実施許諾 【否】

アピール情報

アピール内容  高速走行する車両の軸重計測には、特有の難しさがあります。車両が振動しながら走行し、軸重検出部が車両本来の静止軸重を検出できなくなるからです。本発明は、図1の様に”車両のセンサ化という発想で、走行車両に加速度検出部を搭載して、車両の変動軸重から静止軸重を求めることを目指したものです。高速道路のみならず一般国道にも適用可能なので、将来的には国家プロジェクトであるITS(Interigent Transport System高速道路交通システム)にも繋がればと考えております。 (1)従来の軸重計測装置の問題点(図2を参照) ◆走行車両は、路面や車両自体の状態により測定の都度異なる変動軸重を伴っているが、この変動軸重を瞬間的に計測して実用的に静止軸重を求める方法がなかった。 ◆その最大の理由は、軸重検出部が検出する軸重波形はあまりに瞬間的で、変動軸重を補正するのに必要な車両の振動加速度データを得るハード・ソフト面が未確立であったこと ◆軸重検出部前後における路面の凹凸・轍・石ころなどの影響も排除できなかった (2)本発明の解決手段  本発明は、路面に埋設する軸重検出部を”路面のセンサ化”、走行車両に搭載する加速度検出部を”車両のセンサ化”と考え、それぞれが検出する変動軸重とその原因である車両振動加速度に基づいて、図3の様に走行車両の変動軸重を補正して静止軸重を算出します。このため、車速に関係なく軸重を求めることができます。 (3)特許群を活用した機能の向上  路面に埋設する軸重検出部や走行車両に搭載する加速度検出部等は、供用開始後、簡単に取りはずして校正することは不可能につき、自己診断機能が望まれますが、下記特許群による機能の向上が考えられます。 ◆特許第3826339号 ヘルムホルツ・コイルを応用した変位検出器 ◆特許第4251346号 校正機能付き変位センサ

登録者情報

登録者名称 安藤 久

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
追加情報 (1)本発明の普及について  本発明の普及には、走行車両への加速度検出部の搭載等、法的な面が関係してくることも考えられます。しかし、時代の趨勢は、車両と通信技術の融合や一つのセンサ情報が多目的に使われる等、関連する技術革新も一段と進展しつつあり、たとえば、加速度センサの現状は、走る・曲る・止まる等の車両制御や安全性・快適性等のボディ制御の分野ではすでに多数採用されており、本発明の普及にとっては明るい材料と考えられます。 (2)防衛特許出願について  本発明において、路側に設ける計測制御部に係る防衛特許出願も1件行っております。
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