出願番号 |
特願2011-505847 |
出願日 |
2010/3/15 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
WO2010/109800 |
公開日 |
2010/9/30 |
登録番号 |
特許第5030122号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
非定常流れを利用した流体機械、風車、及び流体機械の内部流れ増速方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
風力発電装置、特に空港近くの風力発電装置や、潮流発電装置などのケーシングの内外を流れる流れの中で運転する流体機械に適用 |
目的 |
ケーシングの設計、製造が容易で、ケーシングの形状により渦列流れを形成し、出口側に強い負圧の負圧領域を実現して、内部流れを増速する非定常流れを利用した流体機械、風車、内部流れ増速方法を提供することを目的とする。 |
効果 |
ケーシングの設計、製造が容易で、ケーシングの形状により流れの中に強くて安定した渦列流れを形成し、出口側のケーシング付近に強い負圧領域を実現して、内部流れを増速することができ、ディフューザの長さが短く、大型化が可能になり、高出力にすることができる。 |
技術概要
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ケーシング2の基準の形状が、前縁2bと後縁2dとの間を連絡し、かつこの前後縁間のスロート部2aと対応した軸方向位置に凸部を有するサイクロイド曲線から構成される。ケーシング2の内周面201には、スロート部2aとこれより後流側に負圧領域を生成するための渦生成面2cが形成されると共に、さらにこの渦生成面2cに隣接するスロート側隣接面の境界に内部流れを剥離させる第2の流出勾配が形成される。かつケーシング2の外周面202には、後縁2dに第1の流出勾配が形成され、非流線形のケーシングにより渦生成面2cの背後に強い渦度の負圧領域を生成して内部流れを増速する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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