出願番号 |
特願2010-121244 |
出願日 |
2010/5/27 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2011-246393 |
公開日 |
2011/12/8 |
発明の名称 |
小麦α−アミラーゼインヒビターに結合する抗ペプチド抗体及びそれを用いた小麦アレルゲンの検査方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造、検査・検出 |
適用製品 |
単量体および二量体の小麦α−AIのエピトープを検出・定量することにより、高精度な小麦アレルゲン検査が可能となり、食品加工業において、小麦アレルゲン混入確認やアレルゲン低減化小麦食品の開発などに有益である |
目的 |
単量体および二量体の小麦α−AIエピトープに特異的な抗ペプチド抗体を作製し、その抗体を用いて、より高精度なアレルゲンの検査法と検査キットを提供する、さらに、その検査法や検査キットを用いることによって、小麦アレルギー発症リスクが低い小麦粉およびその加工食品を提供する。 |
効果 |
小麦アレルゲンの一種であるα−AIのうち、単量体と二量体のエピトープと特異的に結合する抗ペプチド抗体が初めて提供される。これにより、アレルゲンとしての単量体と二量体の小麦α−AIの高精度な検出・定量が可能となった。さらに、アレルゲンエピトープ検査法および検査キットを用いることにより、単量体と二量体の小麦α−AIのエピトープをほとんど含まず、小麦α−AIによるアレルギー発症リスクが低い小麦粉およびその加工食品の提供が可能となった。 |
技術概要 |
単量体および二量体小麦α−アミラーゼインヒビター(AI)のエピトープを含むアミノ酸13個で構成されるペプチドを抗原に用いて作製した抗ペプチド抗体、これを用いて免疫反応を行なうことを特徴とする小麦アレルゲンの検査方法、及びこの抗体を含有するアレルゲン検査用キット。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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