出願番号 |
特願2009-289932 |
出願日 |
2009/12/22 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-132660 |
公開日 |
2011/7/7 |
登録番号 |
特許第5468375号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
気密構造を有する盛土 |
技術分野 |
輸送、土木・建築 |
機能 |
環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
盛土補強材、床版スラブ、コンクリート路盤、鉄道車両 |
目的 |
有害物質を含む現場発生土を用いても環境に影響を与えることなく盛土を構成することができる、気密構造を有する盛土の提供。 |
効果 |
この技術によれば、産業廃棄物を有効利用して、施工性に優れかつ環境に影響を与えない性能の高い盛土を構築することができ、不良材料土の廃棄にかかるコストも低減することができる。 |
技術概要
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鉄道や道路などの盛土に係り、特に気密構造を有する盛土を施工するに際し、遮水性を高めた支持地盤と、この支持地盤の中央部に盛土の一部として配置される有害物質を含む不良材料土と、この不良材料土を覆うように配置される真空気密シートと、この真空気密シート上に配置される上部盛土と、この上部盛土の上部に配置される床版スラブとを構築するように実施する。盛土を構築する支持地盤は、遮水性を高めた構造となるようにし、例えば、遮水材としてのメンブレンシートを敷設する。この支持地盤上に盛土を構築するが、この際、盛土の中央部は、現場発生土などの不良材料土を盛土材として構築し、盛土の一部として構築したこの不良材料土は、メンブレンシートで覆うことで遮水性を確保する。その上に真空気密シートを敷設し、真空ポンプにより真空引きを行い、真空圧を作用させて不良材料土と真空気密シートを密着させ気密性を高める。最後に、盛土としての不良材料土の上部を良質の盛土材で覆い、盛土を完成させる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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