出願番号 |
特願2009-281156 |
出願日 |
2009/12/11 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-123690 |
公開日 |
2011/6/23 |
発明の名称 |
貨物駅と線区に基づいた貨物流動計測システム |
技術分野 |
情報・通信、輸送 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
貨物駅間発着実績表、貨物輸送経路データベース |
目的 |
鉄道貨物輸送の実態を把握するためには、貨物駅で取り扱った貨物の存在範囲(地域影響範囲)や貨物駅と具体的な通過線区との関係を定量的に計測するシステムであって、鉄道貨物輸送の実態を適切に把握することができる貨物駅と線区に基づいた貨物流動計測システムの提供。 |
効果 |
この技術によれば、鉄道貨物総輸送量と分析対象貨物駅の取扱貨物量の実績に基いて、各パラーメーター化した指標により、ある分析対象貨物駅から発送した貨物が、分析対象線区を通過する貨物量や通過貨物の内容を簡易に推定することができる。よって、鉄道貨物輸送における的確な管理のために利用することできる。 |
技術概要
 |
この技術は、貨物駅と線区に基づいた貨物流動計測システムにおいて、分析対象貨物駅の貨物量が鉄道貨物総輸送量に占める割合と、分析対象貨物駅の貨物の発送量と、分析対象線区の貨物の通過量とを計測し、貨物輸送経路データベースを構築するようにしているもので、分析対象線区に対する貨物の原品目の貨物駅間発着実績表を作成し、貨物の原品目から貨物物品類に貨物駅間発着実績表を集計している。詳しくは、駅間ペアの貨物輸送実績データ、貨物列車時刻表等の既存データを利用することにより、鉄道貨物輸送ネットワーク上における各種原品目の貨物輸送経路データベースを構築し、また、分析対象線区に対する原品目の貨物駅間発着(OD)実績表を作成し、この原品目の実績表に基づいて国土交通省貨物品類ごとの貨物駅間発着実績表を集計している。分析対象貨物駅の発着貨物量は、荷主から分析対象貨物駅までの距離に対する貨物流動量を計測することにより行っており、分析対象貨物駅の地域影響範囲は、各地域における荷主の貨物輸送実態に対して分析対象貨物駅の発着貨物の集配距離に流動量を関係づけて分布化している。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|