出願番号 |
特願2009-281155 |
出願日 |
2009/12/11 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-123689 |
公開日 |
2011/6/23 |
発明の名称 |
鉄道貨物輸送ネットワーク内の貨物輸送量の不通線区発生による影響度分析システム |
技術分野 |
情報・通信、輸送 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
貨物列車リスト、荷役作業駅リスト、ダイヤの再編成 |
目的 |
鉄道貨物輸送ネットワーク内の不通線区発生時において、線区輸送量の推定によって、線区輸送量の時系列変化を把握し、輸送量変動により分析対象線区の輸送実態を分析することができる、鉄道貨物輸送ネットワーク内の貨物輸送量の不通線区発生による影響度分析方法の提供。 |
効果 |
この技術によれば、複数の線区が相互につながっている鉄道貨物輸送ネットワーク内の不通線区発生時に、他の線区での貨物輸送量の低下分を分析し、不通線区以外の線区の貨物輸送量の低下分を考慮して、輸送実態を分析する。その結果、不通線区発生時の貨物輸送量の低下分を補償する鉄道貨物列車時刻表及び経路の再編成を迅速に行うことができる。また、鉄道ネットワーク内のある線区における輸送状況の変化が他の線区に与える影響度合いを定量的に算出することができる。 |
技術概要
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鉄道貨物輸送は、事前に決められた貨物列車時刻表及び経路に基づいて行われるが、ある線区が災害などにより不通線区となった場合、貨物列車時刻表と経路の再調整が必要となる。このとき、不通線区自体の輸送量が低減するだけでなく、他の線区の輸送量にも影響を及ぼすことになる。したがって、他の線区(分析対象線区)での貨物輸送に及ぼす影響を把握することは、鉄道貨物輸送事業者および荷主にとっては、必要不可欠なことである。この技術は、複数の線区がつながっている鉄道貨物輸送ネットワーク内の貨物輸送量の不通線区発生による影響度分析方法において、不通線区の他の線区での貨物輸送量の低下分を分析し、不通線区発生時の他の線区での貨物輸送量の低下分に基づいて、貨物輸送量の影響度を分析するようにしたものである。また不通線区の他の線区における特定の線区を分析対象線区とし、この分析対象線区での平常時の貨物輸送量時系列と、不通線区発生時の分析対象線区の貨物輸送量時系列とを比較することによって、分析対象線区が受けた貨物輸送量の影響の度合いを計測している。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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