出願番号 |
特願2009-264199 |
出願日 |
2009/11/19 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-105227 |
公開日 |
2011/6/2 |
発明の名称 |
鉄道車両の排障器 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
排除方向誘導部材、緩衝装置 |
目的 |
左側通行が行われる鉄道車両の排障器において、レール上の障害物を鉄道車両の進行方向の左側に移動させて、二次的被害を低減する鉄道車両の排障器の提供。 |
効果 |
この技術によれば、左側通行が行われる鉄道車両の排障器において、鉄道車両の排障器のへッド部にこの鉄道列車の進行方向左側から右側にかけて進行方向に突出するように形成された傾斜面を設けるようにしたので、障害物は鉄道車両の進行方向左側に排除されることになり、障害物の排除による二次的被害を低減することができる。 |
技術概要
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鉄道列車は左側通行であり、鉄道列車が進行方向前方の踏切を横切る障害物としての自動車と衝突するような事故が発生した場合、鉄道列車により障害物がY方向に排除されると、障害物はさらに右側を進行してくる鉄道列車に衝突することになり、障害物を排除したことによって逆に二次的被害を引き起こしてしまう恐れが生じる。そこでこの技術では、鉄道列車のへッド部に、鉄道列車の進行方向(X方向)左側から右側にかけて進行方向に突出するように傾斜面が設けられた、障害物の進行方向左側への排除方向誘導部材を有する排障器を具備する。また、先頭車両のヘッド部と排除方向誘導部材の裏面との間に緩衝装置が配置されている。この緩衝装置としては、バネ部材、ゴムなどの弾性部材、空気袋、液体袋などを用いることができる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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