出願番号 |
特願2010-056969 |
出願日 |
2010/3/15 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-191155 |
公開日 |
2011/9/29 |
登録番号 |
特許第5638266号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
構造物用変位センサー及びそれを用いた構造物用変位計測システム |
技術分野 |
電気・電子、土木・建築 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
橋梁、目違い、角折れ、構造物用変位センサー、構造物用変位計測システム |
目的 |
離間配置された2つの高架橋構造物間に生じる目違いや角折れを計測し、それによって列車軌道の健全性を迅速かつ効率的に評価することが可能な構造物用変位センサー及びそれを用いた構造物用変位計測システムの提供。 |
効果 |
地震による揺れが収束したとき、電気抵抗素子に対する接点の位置を求めることによって、初期位置からの接点のずれを、高架橋構造物間に生じた目違いや角折れといった残留相対変位として評価することができるとともに、残留相対変位から高架橋上部工のスラブに敷設された列車軌道の撓みや座屈といった変形状況を把握することも可能となり、かくして地震後における列車の走行安定性を迅速かつ適切に評価し、ひいては地震後の列車運行システムにおけるダウンタイムを大幅に短縮することが可能となる。 |
技術概要
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この技術では、構造物用変位センサーは、離間配置された2つの高架橋構造物のうち、一方の高架橋構造物の端部に連結される固定側部材と、他方の高架橋構造物であって一方の高架橋構造物の端部に対向する端部に連結され固定側部材によって固定側部材の材軸に沿った進退動作が案内される可動側部材と、固定側部材及び可動側部材のうち、一方の部材に固着された第1の被摺動部材と、他方の部材に固着され第1の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子の上を摺動する接点が先端に設けられた第1の摺動部材とを備える。そして、第1の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子は、その両端が第1のポテンショメータの固定端子として機能し、第1の摺動部材に設けられた接点は、第1のポテンショメータの可動端子として機能するようになっているものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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